はうううう・・・。（謎の雄叫び。なんかもう、今日はそんなのばっか・・・）
最初にお断りしておきますが、
観戦記といっても、
私が応援していた場所は、
テレビ桟敷。
はい、
そういう記事ですので、
現地さんならではの熱気溢れるレポを期待された方は、ごめんなさい。
ちょっとこちらでは、アレでしたわね。
後の方に動画とかも貼りましたので、
そこだけ眺めてスルーしていただいて構いません。
私も最初は、観戦記を書くつもりは全然なくって、
ジャッジスコアを検討しようと思っただけなのよ。
なのに、うっかり書き始めたら、
あらら、これって、観戦記じゃない、みたいな。
そういう訳なので、お時間ゆるす限り、どうぞ、お付き合いくださいませ。
↓ ↓ ↓
今日は早々にご飯を作って子どもらに食べさせ、
7時からテレビの前にスタンバイ。
ちなみにですね、
ありあわせの材料でホワイトシチューを作ったため、
家族全員のブーイングにも遭いましたよ。
夫など、
「お願いだから、シチューにコレは入れないで・・・（/TДT)/」と懇願する有り様・・・。
そんなに不味かったかしら？
私的には、
今日はちょっとお肉が足りないなあって思ったから、
たんぱく質を増やすために一緒に煮たんだけどさ。
何を一緒に煮たかって？
それはご想像にお任せしますね。
私は別に、変なものだとは思ってないんだけど、
夫にとっては、いま一つ馴染みの薄い食材だったってことも、抵抗感が大きかった一因だと思うわ。
ムスメも、一緒になってブーイング。
「わたしも、コレは嫌い！」って、スプーンで突っつくばかり。
一方、中学入学直後で、大挙して襲ってくる睡魔の列に為す術のないムスコの方は、
一口食べるごとに眠ってしまう。
いや、「食べるごとに」というよりも、
シチューを口に入れたまま寝ていたというのが、正しい描写。
だから私は、ムスコが一口食べるごとに、ムスコの肩を揺らしたり叩いたりして
起こさなければならなかったの。
彼だけは一言も文句を言わなかった訳だけど、
とにかくもう、てんやわんや・・・。
そんな思いをして、７時にスタンバイしたというのに！！！！
なのに、なぜ！？
アイスダンスはリード姉弟と1位のアメリカしか放送してないのに、
7時半になっても男子ショートが始まらない・・・！
もう、ＣＭばっか多くって、
テレビの前に座ってると、じりじりいらいら、待ちきれないぃぃぃ・・・。
そして、予想以上に端折ってるし！！！
コフトン君とハンヤン君の演技も楽しみにしてたのにぃぃぃ・・・o(TωT )
という訳で、
ゆづが出ないからって、のんびり見てるはずだった私は、
男子ショートの放送が始まる頃には、
かなりもう、「できあがった」状態になってたんですよね。
で、メンショフさんの4T+3T成功に、
「ぎゃーっ、すごいよおおおお！！！」
ってなってたあたりで、
あらま、テーシュが帰宅。
「ちょっとちょっと、何青い顔して騒いでるの？ ともかく、座りなよ。
これ録画？ライブ？
あ、録画なの。じゃ、結果見ちゃおうっと！」
とパソコンの前に座るなり、意地悪発言。
「あ、出てる出てる。順位読み上げていい？」って、わざとらしく笑ってる。
「ヤメテ～！！！！今日はまだ、私も結果見てないんだからあ！！！！」っと、
こっちはもう、大騒ぎ。
そんなこんなだから、
無良くんが4Tで転倒したときは大絶叫。
テーシュは「なんで、こいつなの？羽生は出てないの？」
うう、こいつ呼ばわりしてくるし。
ま、そんなものよね、一般人は。
だから、ちゃんと説明しましたよ、私は。
「羽生くんはね、怪我。静養中よ～。無良くんは、全日本で３位だったでしょ～！！！」
「あ、そっか。羽生はまた怪我か・・・。
羽生くんはねえ、もう、培養槽に漬け込んで、
五輪まで絶対に外に出しちゃダメだよ～！」
あら！それは良い考え ﾍ(ﾟ∀ﾟ*)ﾉ
もう、アイスショーなんか、一っつも出なくていいから、
しっかり静養してもらいたいものだわ。
そうこうしてるうちに、
大ちゃん！！！
なんか私、またソファの前に仁王立ちになって、
固唾を飲んで見守ってましたわ。
で、また、
「座れば？」って言われちゃうの・・・！(´Д｀；)
最初の４回転、行け～！！！！お願いっ降りて！！！！！
「あ”～！！！！」っと私が絶叫するのと同時に、
なぜかテーシュは「両足着氷、惜しい！」って叫ぶ。
そして、しーちゃんの熱い解説に比べ、
アナウンサーの態度が冷たいと文句言ってる。
ああ、嬉しいわ。
実は私、最近はテーシュが私と一緒にスケート見てくれなくなったので淋しかったのよ。
やっぱり、その理由は、ゆづだったのね・・・。
ゆづがいないければ、
こんなに朗らかに、一緒に見てくれるのね・・。
なんだか嬉しいような、淋しいような、
複雑な気分・・・。
大ちゃんは80.87。
80点越えて１位だよ。
ホっとしたのもつかの間、
転びまくりのパトリックが86.67・・・・。
何で？？？
何で、６点近くも差が出るの？
ああ～、早くスコアが見たい。
でも、パソコンの前にはテーシュが陣取り、
どうやら女子の結果を追ってるらしい。
「真央ちゃんの写真、見る？」とか言って、私をからかう。
そうこうしているうちに、
最後まで見てしまうと、
ムスメの寝る時間が遅くなりすぎちゃうことに気付いた。
いつお風呂に入れる？
今だ、今しかない。
今だったら、真央ちゃんの滑走までに上がってこれるはず。
ムスメを急き立て、お風呂に向かうが、
ムスメもテレビの画面に吸いつけられたまま。
なんとか引き剥がしてお風呂場に向かい、
身体を洗い始めた、まさに、そのとき、
テーシュが顔を出した。
「あれ？真央ちゃん、見ないの？」
なによお、だったら、アナタが入れてよおお。
私だって、見たいわよお。
でも、この状況で上がれる訳ないじゃない～(TωT)
もう、チョー特急でムスメの身体と髪を洗い、
カラスの行水よろしく湯船にザっと浸かると、
私は顔も洗わずに飛び出した。
リビングに飛び込むと、
意外にも、テーシュとムスコは無言でテレビ画面を見つめていた。
テーシュは、いつもだったら、
「真央ちゃん、か～わいい(´∀｀)、可愛い～o(^▽^)o」とかって騒いでいるのに・・・。
見ると、画面の真央ちゃんは、もう２連続ジャンプを飛んでいた。
なんか、解説のテンションが低い。
ああ、これは３Ａが今ひとつだったのね。
動画、お借りします。
Mao Asada - WTT 2013 - SP
演技後のスロー再生で、
私も、３Ａが転倒となったことを知りました。
でも、
６分間練習で調子を掴めなかったにも関わらず、
この最高難度の技に果敢に挑戦してきたアスリート魂に共感します。
そして、
飽くなき挑戦をし続ける真央ちゃんを、同じ日本人として誇りに思います。
この姿が、
沢山の若い人たちに勇気を与えますように。
できることを全てやりつくしたら、
最後はもう、失敗を恐れずに挑戦しなければならないことも人生にはあるのだと、
それが、頂点を目指すということなのだと、
きっと、
日本中の子どもたちにも伝わったに違いありません。
「真央ちゃん、泣きそうだ・・・」
あっこちゃんと一緒のインタビューを見ながら、
真央ＬＯＶＥのテーシュはつぶやきました。
でも、
私には、そんな真央ちゃんに、すがすがしさも感じていました。
無難にまとめて着実に点数を重ね、
明日また３Ａに挑戦すれば良いじゃない、
そんな選択もあったはず。
だけれども、
そんな賢い選択はせず、
３Ａを着氷させてこその本当の達成感を得たいと切望した、
一人の究極のアスリートの戦う姿に、
・・・・・結弦くんが重なって見えたのです。
いえ、本当に、今日の真央ちゃんは、
結弦くん？ってドキっとするような表情を何度か見せていました。
こっそり客席にいるかもって夢想していた結弦くんは、
こんなところに隠れていたのですね。
願わくば、
結弦くんのテッパン３Ａも一緒に真央ちゃんに憑依すればよかったのにな。
◆真央３回転半転倒で５位「形にならないまま跳んでしまった」=フィギュア国別
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130411-00000025-spnavi-spo
「終わってから自分のアクセルの映像を見て原因が少し分かったので、それがフリーにつながれば良いなと思います」
「とりあえず思いっきりいこうというのもありましたし、（後略）」
「でも、前半を除けばほかの部分は満足しているので、気持ちを切り替えてフリーに臨めたら良いなと思います。」スポーツナビ 4月11日(木)21時9分配信 より抜粋
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