「繁栄の法則」(戸が笑う)
北川 八郎 著
出版社:致知出版社
平成15年9月5日初版発行
筆者は、サラリーマンを退職した後、インドを放浪し、現在は、熊本県の阿蘇外輪山中に居を構えています。また、アメーバブログをしており、私も読者登録しています。
この本は、題名からすると商売について書かれた本のように思えますが、人の生き方の内容が多く含まれています。そのため、私も折に触れ、読み返しています。
Ø 「戸が笑う」の意味は(9P)
「その家に住む人や、その会社で働く人が、お互いに仲が良く、また、そのお店の雰囲気が和気あいあいとしていると、まるで、人の体のお腹の調子がいいように、その建物の入口が笑い、光を放ち、人を呼び寄せる、福の現象を言っているのです。皆さんも街の中を歩く時、戸が笑っているお店と、戸が寂しげなお店があることに気づくことでしょう。外から見て、感じて、戸が笑っている‐明るいオーラを放っている‐お店には、つい足を踏み入れてみたくなることでしょう。入口の雰囲気は大切ですが、それよりも、お店の中が、売上げ先行でギスギスせず、穏やかで、どんなお客さんにも「ウエルカム」と心に思う接客のお店は、戸が笑い始めます。お客さんは一回限りでなく、何度も、つい足を運ぶようになり始めます。」と記しています。私もそれは、常々思います。このお店に入ろうか、どうしようか、という時にそのお店の雰囲気が戸に現れていることが往々にしてあるからです。
Ø 「自己犠牲」と「返謝」(52P)
「繁栄には必ず自己犠牲が伴うんです。初代の人はできるんですね。人のために働くことが。人の喜びを自分の喜びとすることが。周りの人が何を望んでいるかを考えることが。そして自己犠牲をすることができるのです。つまり、下座に降りることができるのです。(略)下座に居ると感謝の心が出てきます。(略)感謝というのは、ありがたいと心で思うだけではなくて、ありがたいと思ったことを、人にも同じ喜びを与えて初めて感謝が完成するものです。つまり「返謝」が大切なのです。(略)ありがたいと思ったら必ず返すことです。同じ喜びを人に与える。やさしさや知恵や助けをもらったら必ず返すことです。私は「返謝で感謝が完成する」と思っています。「ありがとうを言ってもらう側に立つ」方が難しいのです。そこに立つとあなたは輝き始めることでしょう。もらった同じ喜びを人に与える。優しさや知恵や助けをもらったら必ず返すことです。「必ず」です。三十代までは他者からもらう時代。四十代は他者へ返す時代に入ります。だから、四十代から返し始めないと五十代から返し始めても少し遅いんですね。」私自身、現在46歳であり、上手く返せているのかどうか自信はありません。
Ø 十パーセントを与える商い(79P)
「商売の根本は、とにかく良き物を人々に与えることなのです。」「与えることが商売の根本であり、それができる人が繁栄するのです。奪うことや、儲けることではない。」「人に喜びを与えること‐少し損して笑顔でいられるようになること‐は我が救い。私たちが自分自身の魂を救うのは、人に喜びを与えること以外にないのです。そのことに気づいた人の顔は晴れ晴れとしており、濁りのない目は人を引き付けてゆきます。私たち人間のDNAは、どこかで魂に清新さ、澄明さが宿ると、顔が子供時代のように輝き、目が澄んでくることを喜ぶようにチップが埋め込まれているようです。」ここで、筆者は、とにかく与えることの大切さを説いています。私も日々、人に与えることを心がけ生活をしています。これからもその気持ちを持ち続けてまいります。
今回の本は、「人の生き方」について、わかりやすく解説している素晴らしい本ですので、本屋などで手に取ってみてください。
また、出版社である「致知出版社」は、人の生き方を研究して37年になる素晴らしい出版社です。ブログもしており、私も読者登録しています。こちらも時間が許せば、ご覧になってみてください。
12月も末となり、最近は、寒い日が多くなってきましたので、みなさん、無理をすることなくお過ごしください
読者のみなさんに良き事が、雪崩のごとく起きますように!
ありがとうございました。