私は車の運転が嫌いです。
事故を起こさないようにと気を遣うのが嫌
なので
既に運転できるようになった子供達がいると
彼らに運転を任せます
でも
それはそれで気が抜けません!
先週末、帰省してきた息子を
日曜日に学生寮に送り届けなくてはなりませんでした。
我が家から学生寮まで
2時間弱
90%ほどが真っすぐ高速道路を走って行きます。
帰りは一人だから運転しなくてはいけませんが
行きは息子に運転を任せました。
飛ばします
だけど
車を追い越す以外は
極力、右側車線を走る!
だから車線変更を良くします。
前との車の車間距離がぎりぎりでヒヤヒヤします。
この
「極力、右側を走る!」は
戦闘機の教官をしていた
ダディーから仕込まれた事です。
私もアメリカでの運転は彼に習ったので
追い越す以外は右側を走る癖がつきました。
娘も然り。
3車線、4車線の高速道路
中には追い越し車線をのんびりと走る車も多いです。
特に今は
スノーバードと言って
避寒のためにお年寄りがこの辺は多くなります。
そうすると
息子はそんな車が許せない!
追い越し車線でのんびり走っている車を追い越す時
ドライバーに
頭を叩くジェスチャーをして
「よく考えて運転しろ!」と。
「恥ずかしいから止めなさい!」
「そんなことしても無理だから!」
「怒らせる事しないで!」
高速を走っていると何度も言うのですが
息子は我慢できないよう。
(娘もです!)
あぁ、ここにもDNAが・・・と思います。
ダディーも同じような事をするのです。
彼の場合は、
のんびり走っている車のすぐ後ろにつけます。
まるで
怪しい飛行機をいつでも追撃できるように
いつのまにかすぐ近くに来る戦闘機のように。
そして
追い越す時もその車ぎりぎりに前に行きます。
おそらく彼は動体視力がハンパないので
私から見たらぶつかりそうなぐらいぎりぎりなのですが
彼にとっては安全圏内なのでしょう。
でも
ふつーの動体視力の私には心臓に悪いです。
そんな彼の運転を
後部座席で見てきたうちの子達
同じようにそんな車が許せず
「教育」しようとするのです。
だけど
そんな事をしても
彼らが運転を改めるわけでもなく
「教育」ではなく「嫌がらせ」にしかならない事を
早く気づいて欲しいと思います。
気づかないか…
60代のダディーが未だにやっているんだから…
車社会のアメリカ
運転している時間も人生の大半の時間を使うでしょう。
そんな時に
イライラしたりネガティブな気持ちでいるよりも
「仕方ないな」と思いながら
おおらかな気持ちでいて欲しいものです。