娘   母、下僕になりそうな予感 | 頑張るお母さん チャレンジ人生 in U.S.A.

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アメリカの生活、仕事、教育についてのブログ
時々ペットの話も。
日本語教師です。
英語が苦手、だけど頑張ってます。
毎日がチャレンジです。

術後のストーミィーは

腎臓の炎症の為

5日間、点滴をしなくてはいけません。

 

はい、お家で点滴です。

 

誰が

針を刺すの?

 

 

娘は動物病院でボランティアをしたせいか

 

「こうして、背中をつまんで刺せばいいんだよ」

「イルカのベルーガみたいに水分がたまって膨らむけど、大丈夫だから」

 

何事もなく説明をします。

 

だけど

 

私はやりたくない!

 

昨日は動物病院でやったので

今日は一日目

 

「点滴をつるす何か高いものが必要」

 

というので、

洋服を掛けるラックを使う事に

 

「もっと高くしないといけない」と娘が指示

 

娘がストーミィーの背中をつまみ

針を刺し

点滴の速さのダイヤルを調節

 

そのうち

背中を触ると

水分がたまって膨らんでいるのが分かりますが

それで良いのだそうです。

 

 

ちょっと漏れているのか

「(周りが)濡れているけど」と聞くと

「このくらい大丈夫」と。

 

えーっ、私一人だったら不安だわぁ。

 

 

娘は

明日の朝早く乗馬の練習があるから

今夜から寮に帰ると言います。

火曜日の朝はラボがあると。

 

 

「えーっ!帰らないでよぉ!」と母、懇願

 

「なんでよ。ただ、針を刺せばいいだけだよ」と娘

 

 

「いやよ。あんなベルーガみたいにボコッとなったり、

あなたがいないと不安よ」という私に大笑いの娘

 

 

「乗馬とストーミィーどっちが大事なの?乗馬、休んだら?」と言ったら

 

「明日、レッスン代を払わないといけない」

 

そんなの待ってくれるよぉ・・・ストーミィーの点滴が大事だわよ。

 

 

「送り迎えしてあげるから5日間、いてよ」

「あなたの犬でしょ?普段、私が面倒見てあげてるじゃない」

「お願い。点滴やってよぉ」

 

 

「じゃあ、明日だけ自分でやってよ」と娘

 

いやいや、一回できればあとはできると思うのよ。

だけど、私は一回もやりたくないのよ!

 

針を刺した時の感触を想像すると

ぜーったいにやりたくない!

 

水曜日まで

点滴が終わるまで

家に居るように懇願します。

 

とうとう

 

「分かったわよ!

明日、自分で乗馬に行って戻って来るわよ!」

 

 

という事で

 

明日は、朝の6時前に家を出て乗馬に行き

お昼前に戻って点滴

夕方、アルバイトに寮まで送って行って

火曜日の朝、ラボに行ってから

終わった頃に私が寮に迎えに行き

家に来て点滴。

お泊りして、水曜日に最後の点滴・・・

 

という事で

なんとか交渉成立

 

その後

 

バイトで使うマスクが置いてあったので

 

「このマスク、洗うの?」と聞いたら

 

娘 「洗って」

 

 

 「お洗濯するの?」

 

と聞くので

どうしようかなぁと迷っていたら

 

「じゃあ、これも洗って」

と寮から持ってきた洗濯物を私に渡す娘

 

 

ここで断って気分を害して

寮に帰られたら困る

渋々、娘の洗濯をする母

 

「コーヒーケーキが食べたいなぁ…」と娘

 

水曜日までは

娘の下僕になりそうです。