どうなる?ボーイスカウト | 頑張るお母さん チャレンジ人生 in U.S.A.

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アメリカの生活、仕事、教育についてのブログ
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日本語教師です。
英語が苦手、だけど頑張ってます。
毎日がチャレンジです。

 

ボーイスカウトが破産申告

 

 

 

 

理由が

 

スカウトに対する性的虐待の

賠償金が莫大だから

 

一体、どうなっているのでしょう?

 

アメリカの学校は

日本の学校のようにいろんなことを教えてくれません。

遠足でさえ

先生によって遠足がある年と無い年があります。

ボーイスカウトは将来の職業選択に役立つ活動や

野外活動、奉仕などいろいろな事が学べて

とても良いプログラムです。

 

私は息子にとっても

とてもいい経験をさせてもらったと思うので

ボーイスカウト

に興味がある方にはお勧めしていました。

 

 

 

 

 

大人のリーダーの方々には

いろいろ面倒を見て頂き

感謝していました。

 

 

なのにこんなことになってしまうなんて…

 

日本語のニュースからです

 

”2010年、陪審はボーイスカウトアメリカ連盟に対し、元隊長から性的虐待を受けた男性に

1850万ドルを支払うよう命じた。

ちなみにこの元隊長は17人の少年を犯したとボーイスカウトの職員に告白したが、

その後も組織に残って任務を続けていたという。”

 

”オレゴン州最高裁判所の裁判所命令で1万4500ページを超える書類が一般公開された。

書類には新聞の切り抜きや被害者の手書きの陳述書が含まれていた。

表向きは、小児性愛者と思われる人物が組織のリーダー格ポジションに就くのを防ぐために作成されたが、

地元支部の職員の圧力で、小児性愛者と疑わしい人物が

その後もスカウトを続けていた事実も残されている。”

 

怖くないですか?

被害届があったのにそのまま在任していたなんて!

被害を訴えたスカウトは毎月のキャンプをどうしていたの?

親御さんたちは?

周りの人達は?

 

大人のリーダーだって数人キャンプに同行するはずです。

大人もスカウト達も黙認していたの?

 

”ボーイスカウトアメリカ連盟(BSA)は、1920年代からセクハラの疑いのある従業員や

ボランティアについての証言を収集している。

2020年1月の時点で、BSAの資料に挙げられた容疑者数は7819人、被害者は1万2254人。”

 

1920年からって

どうやって立証させるのでしょうか?

 

ボーイスカウトは

仲間と一緒に行動し、リーダーシップを学ぶ事が大事だと思います。

性的虐待をされている子がいるのに

その子を守ったり

同じスカウト仲間に相談したり

または、みんなでその加害者を糾弾するような事は出来なかったのでしょうか。

 

しかも

 

この加害者たちの中には

医師や弁護士、警察官などといった

社会的に信頼される職業の人たちも多かったとか。

 

ボーイスカウトの成り立ちは

宗教にも関係しているので、

課題の中には宗教に関するものもあります。

特に宗教系はしていない我が家は、この課題に苦戦しました

 

 

なので

ボーイスカウトに関わっている大人に宗教系の方も多くいます。

 

最近では

トランスジェンダーと言った人たちも

カミングアウトして権利を主張するようになりましたね。

 

それは

大人ばかりではなく子供にも現れて

娘の高校のクラスメートにも数人いました。

 

その中で

カブスカウトからボーイスカウトへと

一緒に活動していたM君が

実はゲイでボーイフレンドがいると言ってびっくりしました。

大人しくて良い子で、

私も信頼できる子でした。

 

ボーイスカウトでは

こういうゲイの子を排除しようとした時がありました。

 

M君はとても良い子だったので

ゲイによって排除されるのは可哀相だと思いました。

 

 

ゲイだと言って

大人し目の子とは限らないですよね。

 

もしも

 

体格の良い、マッチョ系の子がゲイだったら?

毎月のキャンプ中に迫られたら?

と、考えてしまいます。

 

最近では、ゲイでも構わないとか

”ボーイスカウト”と言う”ボーイ”が差別用語だと

名前を変えたりしたようですが

 

なんか

そういう事ではなくて…

 

今回のこの件が明るみに出て

ボーイスカウトの在り方が

かなり歪んでいるなと残念に思います。

 

これからボーイスカウトはどうなっていくのでしょうか?

 

 

これを機会に

健全な活動ができるように出来たら良いなと思います。