ボーイスカウトが破産申請 | 頑張るお母さん チャレンジ人生 in U.S.A.

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アメリカの生活、仕事、教育についてのブログ
時々ペットの話も。
日本語教師です。
英語が苦手、だけど頑張ってます。
毎日がチャレンジです。

息子も所属していた

 

ボーイスカウト

 

破産申請したそうです。

 

 

理由が

 

性的虐待の被害訴訟で

賠償金が1000億円以上になったから

 

あるニュースによると

1944年から2016年にかけて

加害者は7819人、被害者は1万2254人

 

(1944年って 今、何歳?)

 

息子は

小学校3年生からカブスカウトに入り

5年生から7年生までボーイスカウトに入っていました。

 

男兄弟がいない息子にとって

毎月のキャンプなどで

お兄ちゃんのような年上のスカウトと共に

いろんなことを学んで

ちょっと耳年増になったりと

普段の生活では味わえない経験が出来

大人のリーダーとも交渉したりと

とてもいい活動だと思っていました。

 

できたら

イーグルスカウトになって欲しかったけど

中学校でスポーツをやったり

私がミーティングの送り迎えが出来なくなり

残念ながら辞めてしまいました。

 

確かに

性的虐待は

以前から問題にはなっていたようで

私がリーダーの資格を取るため

講習を受けた時に

 

スカウトがトイレに行く時は

付き添うリーダーは二人必要

 

というのがありました。

性的虐待対策に二人なのだそうです。

 

それを聞いた時に

驚いてしまったのですが…

 

大人のリーダーは

忙しい中

毎週、ミーティングに参加し

月一のキャンプにも同行して

スカウトたちの安全を守ってくれ

私としてはありがたい存在でしたが

中には不届きな人達が多かったのですね。

 

 

カブスカウトやボーイスカウト

とても良い活動だと思います。

 

だけど

 

最近はボーイスカウト離れも感じていました。

息子が所属していた隊も

随分とスカウトが減ってしまったらしいです。

 

昔は

イーグルスカウトと言ったら

とても名誉な事だったらしく

軍に入隊すれば1ランクスキップ出来たり

アポロの宇宙飛行士のほとんどがイーグルスカウトだそうです。

 

だけど

 

これは隊にもよるのかも知れませんが

昔ほど

イーグルプロジェクトが厳しくなくて

クラウドファンドで資金を集めたり

プロジェクトを手伝うスカウトが少なかったりと

だんだん廃れて行っている感はひしひしと感じてはいました。

 

それに

 

あのポップコーン販売が好きになれなかったです。

 

たいした工夫もないポップコーン

かなり割高です。

 

息子の隊はノルマが無かったので良かったのですが

あんな高いポップコーン

「買って」とご近所や知り合いにお願いするのは気が引けます。

 

沢山売った子には

おもちゃとか景品が貰えると言うのも

なんだかなぁと

 

ガールスカウトクッキーは人気なんですが

ポップコーンは

今時、そんなに買う人はいない

しかも

かなり高い!

 

まだ小さいカブスカウトなら可愛いけど

声変わりしたボーイスカウトが売っても

あまり売れません。

 

大人の事情満載な気がしてならなかったです。

 

全米に

ボーイスカウトの施設が沢山あります。

それらを売却して

訴訟の賠償金に当てるそうです。

 

歴史あるボーイスカウトが

こんな不祥事でなくなってしまうのでしょうか?

 

”もし、2020年2月18日までに性的虐待を受けたスカウトは

2020年11月16日までに訴訟手続きをすること”

 

というメールが届きました。

これからどんどんと被害届が出るように思います。