大学受験  8月から始まります! | 頑張るお母さん チャレンジ人生 in U.S.A.

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アメリカの生活、仕事、教育についてのブログ
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日本語教師です。
英語が苦手、だけど頑張ってます。
毎日がチャレンジです。

木曜日の放課後

娘の成績表を貰いにオフィスに行ったら

娘の仲良しのR君のご両親の姿が。

これから進路カウンセラーと面談らしい。

 

ああ、そう言えば

11年生は面談をするから

予約をネット上でして下さいねとメールが来てたっけ。

 

ネットを見たら

あまり面談する家族はいないみたいで

結構、空いている。

忘れないうちにと

ダディー不在だけど

翌日、金曜日の放課後に面談することに。

 

進路カウンセラーの先生は

昨年度の終わりから

若い女性に代わりました。

以前の先生とはいろいろあって

頼りにならなかったので

代わってよかった!

すでに何度か話しているけど

前の先生よりは良くやってくれそう。

 

娘は11年生

日本で言えば高校2年生です。

「もう受験まで1年ぐらいしかないですよね?」って言ったら

 

「受験は8月から始まります!」と先生

 

えっ?8月?

まだ、12年生になるかならないかですよ。

一般受験はもっと後ですが、

Early decisionとかEarly actionとかあって

いろいろ縛りがあるけど

こちらの方が合格率が高いそうで

それがもう8月から始まるようです。

 

「州内州立大学は問題なく合格できるでしょう」と先生。

私もそう思う。

一応、パブリックアイビーなんて言われているけど

そんなに難しくありません。

 

でも

 

娘は州外の大学に行きたがっています。

州外だと私立も公立もお金がかかります。

「奨学金についてメールしますね」と先生。

 

私はできれば地元州立大学のHonors collegeに入ってもらいたい。

それにはGPAが低すぎる。

先生もどうだろうという感じ。

数学は今のクラスでできるだけ良い点数を取り

Cだった生物はエッセイでこのクラスは難しくて

他の生徒も良い成績が取れなかった

とかなんとか言い訳しなさいって。

「SATのサブジェクトテストで生物を受けたら良いですかね?」って聞いたら

「それはいい考えだわ!」って。

あとは本人が高得点を取れるかどうか・・

 

このHonors collegeに入れなかったら

他州の大学に行ってもお金の無駄なような気がする。

つまり

Honors collegeよりもレベルの低い他州の大学に

大金かけて行っても意味あるのかしら?って。

逆にHonors collegeよりもレベルの高い大学にまぐれで入れたとして、

ついていけるのか?

娘は大学院進学も視野に入れているので

大学の成績も大切。

無理に難しい大学に行ったら、今みたいにGPAが低くなり

教授の推薦ももらえないんじゃないの?と、思う。

 

あと半年ちょっとしかないのに

PSATしか受けたことがない娘

大学受験に必要なSATかACTをまだ受けていません。

先日、締め切りぎりぎりにACTの登録ををしたはずなのに

中途半端で終わちゃった娘。

「まだ、勉強していないから受けたくない」と。

だったら、準備しておけよ!と心の中で母がつぶやく。

 

アメリカの大学受験は

日本の一発試験とは違い

年に何回も行われるSATかACTの試験を受け

一番良い成績を提出します。

(稀に全ての試験結果を要求する大学もあるらしい)

何回もと言っても

そんなに点数が変わるわけでもないらしく

大体、2,3回受けるのが一般的らしいです。

 

8月までに試験は4回

先生と話して

次回の2月のACTと3月のSATを受けて

どちらの試験が娘に合っているか様子を見て

2回目からはどちらかに絞って受けることに。

 

GPAが低いならせめて試験の成績は良くして欲しいものだけど

どうもPSATの他に

SATの練習版テストを受けていたらしくて

やっぱり数学が低いのよね。

先生は「1000点超えたらまあ良い方だけど…」と言っていたけど

それって、地元州立大の合格率を見てだよね。

 

課外活動は大学の研究所のインターンシップが

やはり高評価らしい。

12年生の8月から受験が始まると言う事で

11年生になる前からインターンをしていたのは

とてもラッキーでした。

1,2か月だけやったのと1年以上やったのでは

やはり評価が違いますよね。

メンターのSさんと受け入れてくれた教授に感謝です。

娘と教授の名前を挙げて話をしていたら

「えっ?B(教授のファーストネーム)のこと?」と進路の先生

教授はみんなにDr.何とかではなく、

気軽にファーストネームで呼ばせています。

娘が教授のフルネームを言うと

「私、彼女のクラスを取っていたわ!私の好きな教授よ!」って。

世間は狭い(笑)

 

「リーダーシップをとる活動がないんですよね」と私。

するとここで娘が

「もっと射撃とか乗馬をやりたいけど、時間がなくてお母さんが連れて行ってくれない」と。

銃社会のアメリカ。

射撃をスポーツと捉え、みんなそれをやることは良いことだと評価します。

娘も「やる人が少ないから奨学金ももらいやすい」と。

だけどさぁ、成績悪くなって大学入れなかったら奨学金も何もないでしょう。

”F"とか”C"とか取って、鉄砲撃ったり馬に乗ったりしている場合じゃないって。

この間もインターンシップに行かずに乗馬に行っちゃった娘。

あなたは何がしたいの?

カウガールになりたいの?サイエンティストになりたいの?

カウガールがあなたの幸せならそれで、私は良いわよ。

あなたの幸せが一番なのだから。

でも

あれもこれもは無理!時間がありません。

 

「では、サマーインターンシップの結果を見て判断しましょう」と進路の先生。

州立大学主催の7週間のインターンシップ

16歳以上の州内高校生48名が選ばれます。

これに選ばれて、7週間きっちりとプログラムを終わらせたら

自動的にHonors collegeに入学できます。

その代わり

かなり優秀な生徒でないと選ばれません。

来年の夏のインターンシップですが

既に申し込みが始まっています。

締め切りは来月の3日。

12月末には合否が決まります。

 

これに選ばれたなら

今まで通りに乗馬や射撃もやる。

選ばれなかったら

もう少し学業に時間を費やす。

 

GPAがね・・・生物の先生、なんで”C"なんてつけたのかな…

大学準備のための高校なんだからもう少し考えてよと思います。

今年からこの先生はどこかに行ってしまったので文句も言えず。

 

やっとインターンシップの申し込みのためのエッセイを

書き終えた娘

今、添削をお願いしてもらっているところです。

これも

早く、早くと言ってやっとドラフトを書き終えて

締め切りまでに間に合うのか?って感じです。

 

自分でどんどんとやる

モチベーションの高い優秀なお子さんを

お持ちの親御さんが羨ましい。