お仕事  私のミス? | 頑張るお母さん チャレンジ人生 in U.S.A.

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アメリカの生活、仕事、教育についてのブログ
時々ペットの話も。
日本語教師です。
英語が苦手、だけど頑張ってます。
毎日がチャレンジです。

私のお仕事の中に

 小切手

があります。

ペパーレスになってきましたが、
アメリカではまだまだ小切手を使うことが多いです。
日本では個人で小切手を持つことは稀ですが、
こちらでは、皆小切手でいろんな支払いをします。

毎日のようにオフィスには小切手が届きます。
申請料の支払いや弁護士代です。

それを
スキャンして
eファイルに保存
各クライアントの記録にデータ入力
銀行の用紙を作り小切手と一緒にコピー

これをするのが私の仕事。

だけど

郵便でやってくるこの小切手が
私が就業時間ぎりぎりにやってくるんです。

なので

何百とやっていくと
たまーに間違えちゃうことがあります。


「ちょっと来て」と奥様に言われて行くと

ひゃーっ!5月なのに日付のところが4月になってた!!とか。

でもね
これは私のミス?私だけのミス?
って思うこともあるんですよ。

一つは・・

いくつもの小切手を一枚の銀行の用紙に書きます。
もうすぐ働いて2年になりますが、
2度ほど合計金額を間違えて書いちゃいました。
急いでいて暗算が間違えちゃったり、
計算機がうまく反応しなかったり。

で、

奥様か弁護士先生が銀行に持っていくんだけど
銀行員がそのまま

  間違えた合計金額で入金してしまった!

日本で育った私にはありえない!
なんで確認しないの?

ええ、間違えたのは私です。
だけど、銀行員の仕事って
入金金額を確認するのが大事な仕事なのでは?

で、誰かが検査するんでしょうね。
あとで

   「合計金額が違ってましたよ」

って言ってきて、私のミスが発覚。
銀行は謝らないですよ。


もう一つはつい先日

 「これはあなたのミスではな・い・か・も・し・れ・ない」

と言われました。
どんなミスかと思って聞いたら

$2,000小切手を入金したのに
銀行から

    「小切手がない!」

と言ってきて、
なぜか口座から$2,000を引き落としちゃったと言うのです。

だけど

奥様はきちんと

  $2,000入金したと銀行からの領収書を持っているんです。

ちなみに
アメリカの銀行は通帳がありません。
レシートを取引の度にくれて
オンラインでチェックするか毎月取引明細が郵送されます。

$2,000の領収書を持っているって事は
銀行が「確かに受け取りましたよ」って事で
ないなら銀行が無くした事ではないか!!

なのに

銀行は 「ない!」 と言って
ほかの口座から引き落としちゃうし

奥様は私に聞くし・・・

「あなたのミスじゃないかもしれない」って、

これは明らかに

   「私のミスではありません!!」

「領収書があるんだからあちらは受け取ったし、ないなら銀行がなくしたって事でしょ?」

って言ったんだけど
奥様、確信が持てない様子。 なぜ?

でも

数日後

「やっぱり銀行が無くしたみたいよ」って。

当たり前じゃ!!


銀行ね、私もいろいろありましたよ。

よく、日本の銀行は1円でも合わなかったら家に帰れない。
って聞いたことがあります。
本当なのかわからないけど
そのくらいの勢いできちんとしているんだと思います。
だから、銀行の取引を疑ったことはなかったです。
もし、今回のようなことがあったら
支店長さんが菓子折りを持って謝りに来てもおかしくないのでは?

だけど

ここは違う。

「小切手がないんだけど」って言ってくる。

うっかりすると
ミスを擦り付けられちゃう

怖い怖い社会です・・・


それを回避する為に
ミスを見越して証拠を取っておくのです。
問い合わせたらその答えた人の名前を聞いたり、
大事な書類を郵送する時にはそのコピーを取っておいたり。

なんだかそんな生活が面倒で嫌になってくる今日この頃です。