サイエンスプロジェクト | 頑張るお母さん チャレンジ人生 in U.S.A.

頑張るお母さん チャレンジ人生 in U.S.A.

アメリカの生活、仕事、教育についてのブログ
時々ペットの話も。
日本語教師です。
英語が苦手、だけど頑張ってます。
毎日がチャレンジです。

サイエンスプロジェクト


理科の実験みたいなものをレポートして出します。



私の宿題ではありません

4年生の上の子の宿題です。



どうやら

理数系に力を入れているこの学校

3年生から高校生まで

サイエンスプロジェクトがあるらしい


提出日はまだまだ先(来年?)ですが

その前に毎週レポートを書けってある!!



これが難しいんです!!




実験も自分で見つけなくちゃいけない


最初の課題は

このやりたい実験を三つ考えること



母はない頭で考えました。

ネットを使って検索


以前、動画で見た


黄身返し卵はどうか?

ゆで卵だけど遠心力を使って

黄身と白身が逆に茹で上がるんです。


そしてあと二つは

コーラーにメントスを入れたら

ありんこが集まるのは何?


先生、黄身返し卵は良く分からなかったみたいで

コーラーにしなさいと言ったけど

交渉して卵にしてもらいました。


その際、先生

「何か役に立つものじゃないといけないんだけど」

って言ったんです。

コーラーとメントスのどこが役に立つの?????


次のレポート、

いつも上の子は自分でちゃんとにやるから

あまり気をつけてませんでした。


そして

さらに翌週のレポート


S君のお母さんに聞いていて

大変そうだったから

早くやるように言ったのになかなかやりたがらない


やっとかばんから出したら・・・


なんじゃ?これ???


まるでカレッジレベル!!


英語が得意な上の子でも分からない単語がいくつか出てきます。

レポートを書くためのアウトライン

テーマ

問題1  問題2・・・・結果

なんて線が引っ張ってある用紙


やたらに丸がいっぱい書いてあって

それぞれにキーワードそれに付随する言葉を入れる



なんだかそんなようなのが5枚ぐらいあるんです!!



さすがの娘もうんざり

しまいには

「何でこの学校はこんなことしなくちゃ行けないの?」

「もう、学校に行きたくない!!」

とまで言い出しました。


翌朝、

下の子のクラスメートのMちゃんのお母さんと

4年生のサイエンスプロジェクト大変だよぉ

と言う話をしていたら

S君とお母さんとお父さんが来ました。


S君は学年でもかなり優秀な子です。

ご両親も大学を卒業して教育熱心。

そんなS君やご両親が

このサイエンスプロジェクトのレポートは難しすぎると

理科の先生と副校長先生にお話をしてきたのだそうです。



  だよね、だよね

  難しいよね?


s君が難しいなら多くの4年生が難しいと感じるはず!


先生、上級生が使うプリンをどこからか持ってきて

そのまま使っちゃったらしい。

怠慢だぁ!



翌朝、副校長先生がいたので

この件についてお話しました。

S君だけじゃなくうちの子も難しすぎて

「学校に行きたくない」とまで言ったと。



S君やうちの娘みたいな子は

周りが手伝ってやれても

自分ができない、わからないと

それがストレスになるようです。

負けず嫌いで向上心が強く

「できた」と言うことで満足、自信を増していくタイプ

そんな子にはちょっとのチャレンジは良いけど

このレポートは難しすぎます。



副校長先生、話をよく聞いてくれたけど

直接、理科の先生に言ってと言います。

でも、この理科の先生

なんだかコミュニケーションが取れているのか不安になるんですよね。


で、翌日

理科の先生にお話をしたら


「あぁ、あれはグレードつけないからあのページと、あのページはやらなくていいのよ」


えぇー!

それ、先に言ってよ!!!



そして、

苦情を言ったのはわたしたちだけではなかったらしい。

先生、急いで見本となるものをコピーしてきました。


これは先週のレポート



そして今週のレポート

なんと、タイプをしてアウトラインと

参考文献のリストを書けと

カバーページをつけて3枚


イントロダクションから始まり

ボディー1 ボディー2

で、結論


私、短大に行ってWritingのクラスを取っていて良かった。

これ勉強してなかったら

宿題は手伝えませんでした。



結局、ほとんど私がやった。

これって、親の宿題だよ!!