ありがとう~名市交3000形(VoL.2) | T-HOUSE Diary

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車と鉄道とカメラが好きなオヤジのブログです

2012年に3000形初の廃車が出て以来、
地元の豊田線を中心に数多くの写真を撮ってきました。
今回は晩年の3000形の姿を振り返ってみたいと思います。

最近ネットでも多く見かけるお馴染みのロケ地にて3108H
ここ最近は沿線の測量作業により雑草類が伐採されアクセスは容易ですが、一昔前はジャングルと化していたので撮影にはかなり難儀してました。



トンネルを飛び出す3110H
5月になると今とは違い緑に囲まれるロケ地で昔からお気に入りです。

しかし大量の蚊に刺されたり、蛇が出てきたりする厄介なロケ地でもありました。



築堤インカーブにて3116H
ここで撮影する同業者は昔から多く見かけましたが、
晴れると光線状態が悪いため個人的には好きではありませんでした。



10年前は沿線の状況が今とかなり違っており、
今では撮影不可となっているロケ地も多数あります。
現在は住宅が建った影響で撮影できなくなったロケ地にて3122H



現在造成工事によりこれまた撮影不可のロケ地にて3116H



現在閉鎖となったドッグラン跡地にて3118H



市交車といえば犬山線内での急行運用(3123H)も。
しかし平日限定なのでなかなか撮影機会に恵まれませんでした。
また朝早いため日の出時刻の遅い冬は厳しいものでした。



踏切が無い豊田線での撮影はロケ地が少なく苦労しましたが、
それでも色々見つけて撮っていたようです。
雑草をかき分けて撮った3114H



赤池の跨線橋にて
地下から地上に出る3114H



600mmで撮った3122H



時には地元を離れ三好方面へ、
曇り限定でしたがここでもよく撮ってました。




住宅が立ち並ぶ豊田線沿線
今も増え続けています。



雪の中を走る3120H



午前中バリ順で撮れる数少ないロケ地にて3122H
たまに被られますが晩年はよく通いました。



20年ぶりに訪れたロケ地にて3122H
昔と違いジャングル化してましたが、脚立を使ってクリアできました。



ラストは最後まで残った3114Hの急行運用


豊田線開通当初から慣れ親しんできた名市交3000形ですが、私が通っていた小学校では名鉄100系を「赤電」名市交3000形を「銀電」と呼んでました。
特に思い出深いのは小学校への登校時、片道45分かけて集団登校してたんですが、当時は通学路の途中で豊田線を俯瞰できるルートを通ってました。
その場所で豊田線の電車が時計代わりとなっており、伏見行きの100系が現れたら時間通りですが、その後にやって来る豊田市行き3000形が現れたら遅刻ペースというのが目安となってました。
そのため3000形が現れると上級生は「銀電来た~~~!」と号令を掛け一斉に駆け足で学校へ向かうというのが慣例となってました。

そんな3000形でしたが車両の老朽化にはやはり逆らえないのかなと思います。
乗り心地も現行の車両と比べるとかなり劣っているのも事実で、特に豊田市行きの電車に乗った場合、平子トンネル~高松トンネル間での横揺れはN3000形と3000形では段違いだったりします。
やはり新しい車両の方が乗り心地や消費電力とかも有利なんでしょうね。
引退はいささか寂しいですが3000形にはお疲れさまと言ってあげたいです。