B型ダメ女~もう東京きて割と経つが未だに新宿駅で迷う~ -4ページ目

メール


B型ダメ女~もう東京きて割と経つが未だに新宿駅で迷う~


彼とデートしている間

彼はたまに携帯を気にしていた。


そんなに頻繁に確認するわけでもなく

地下鉄の移動中とか

お店からお店にいく間とか。


一緒にいるときは一緒の時間を大切にしてくれていた。



だから私も「あー友達からのメールなのかな?」

とさほど気にすることもなかった。



そうして付き合いも長くなり

「荷物、一緒に入れさせてよ」と

私のバックに彼の財布と携帯を入れることが

多くなった。



当時の彼の携帯は、メールを受信すると

誰からのメールなのかテロップが表示されていた。



そんなある時

買い物中

「あれ?携帯のバイブ鳴ってるよーどっちのだろ??」

と私は携帯を探し、みてみると


彼の携帯に


「メール受信  田中 優・・・」


との表示。




「ねぇねぇ田中さんって人からメールだよ」

「あぁ」

「だれー??会社の人ー??」

「うん・・・」

「そうなんだー」


彼は携帯を受け取り、メールを返信していた。


「さっ、行こうか」

そういって笑顔で差し出された手は


付き合い始めの頃と同じで、温かかった。


デート


B型ダメ女~もう東京きて割と経つが未だに新宿駅で迷う~

こうして私たちの交際が始まった。


忙しいと言っていた彼も

うまく時間を調整してくれ

私たちは

月に2~3回デートを楽しんだ。



初めての東京に来てからの

最初の彼氏。


遊び場所に困ることはなかった。



付き合い始めということもあり

「ここに行ってみたい!!」

「ここのお店おいしそう!!」

とインターネットやガイド本を眺める私にも


彼は優しく

「いいよ」

と、道順を調べてくれ、連れて行ってくれた。





「最近付き合い始めたんだって??」

「うん!もう最高の人なんだー!!!」


と、私は職場の仲間にも堂々と言ってしまうくらい

本当に自慢の彼氏だった。

出逢い


B型ダメ女~もう東京きて割と経つが未だに新宿駅で迷う~

私たちの恋愛は

私の一目惚れから始まった。



初めての東京で

電車にもロクに乗れない私に

「東京を案内してあげるよ」

と声をかけてくれたのが、彼。


慣れない人ごみに幾度となく呑まれそうになる私を

「こっちだよ」

と、優しくエスコートしてくれる

温かい彼の手に


私は、恋してしまった。



他愛のない話にも

一緒に笑ってくれ


東京の人は冷たいときいていた私の偏見は

一瞬で消えた。


「東京の人って優しいんやね」

「え?俺、宮崎だよ」

「えー!?九州じゃん!!!!一緒!!」



そこから一気に距離が縮まり


一緒に過ごすほど

あぁ・・・こういう人とずっと一緒にいたいな。

との思いが強くなっていった。



ついに

2回目のデートで

「あっ…あの、付き合ってほしいんですけど」

と、私は勇気をだし人生初の告白をした。



彼の返事は・・・

「ちょっと考えさせて」。



不安で眠れない私のもとへ翌日

「仕事が忙しくてあまり会えないけど、それでもいい?」



「もちろんだよ!!!これからよろしくお願いします」



こうして私たちの交際が始まった。