Open Arms〜かいの腕時計〜

Open Arms〜かいの腕時計〜

かなり不定期に更新します。たぶん。
面白みはないと思うけど良かったら見に来てください!笑

高校時代というものはとにかく色んなことに


対して無敵かつ挑戦的だったような気がする




勉強しなくても、バイトに精を出したり




部活を頑張ったり、



テスト終わりにカラオケ行ったり、




冬の下校時は外気で寒くて冷たくなってる


彼女の手を恋人繋ぎしてコートのポッケに



突っ込んで帰ったり、




部活の先輩がカッコイイ!

とキャッキャしてる片想いの女子から


惚気話を聞かされて内心嫉妬していたり、




そんなアオハルがきっと




ワイだけに限らずみんなあったと



思う。






今回はインスタのフォロワーさんからの


リクエストで




いや誰に需要あるん?その話




って思われても仕方ない、過去の恋バナ


に、お付き合い下さい













高2時代


付き合うきっかけはちょうど今の時期、


急に彼女が学校に来なくなり、


心配してLINEを送ったところ











「入院してんだー😂」







これがきっかけだった


当時は特段意識してた訳でもなく、


仲のいい友達だった





ただ他の同性の友達からは、、、










「おまえら付き合ってんの?」









「な、なんで?!」




「え、だっていつも

イチャイチャしてるから」





そんなイチャイチャしてたかな。。。。





思い返してみれば、、、、


・毎朝必ず駅から一緒に登校(ほぼ毎日)


・部活終わるまで電車時間ずらして

一緒に下校(ほぼ毎日)


・2人でアイス回し食い


・駅で一緒に勉強


・テスト終わりに一緒にラーメン食べに行く




確かに言われてみればイチャイチャ


してたかも、、、、恥っず






話を戻そう。



入院してると聞いたワイは


いても立っても居られず



“どこの病院?”



「〇〇病院だよー」


“病室は?”



「え、なにお見舞い来るつもり?」









“あたりめー

だろ!”














「え、いいよそんな


心配かけたくないし、、、、」



“いいから病室は?何号室?”




「4階の〇〇号室だよー」



“分かった!お見舞い行くから!”




それだけ


LINEで聞いた俺はチャリを走らせてた




ここで余談をひとつ





当時ワイが住んでたのは県内でも


過疎地と言われていた


いわゆる“超田舎”に住んでいた




当時の彼女が入院してた病院まで


家から車でも20分近くかかる




普通だったら「お大事にな」って



LINEを送って終わりだったと思う





でも何故かその時はチャリを出した




照りつけるような太陽と暑さの中



大汗かきながらチャリを2時間走らせ、



途中でお菓子屋さんで


プリン2個買って病院、病室に上がって



「お見舞い来た、、、!!」



病院のトイレで着替えを済ませ


颯爽と、しかも肩で息をしながら

カッコつけて病室のドアに寄りかかって、




入院用の服に身を包んだ彼女を



見た途端、











彼女、何かツボにハマったのか

ワイを見た途端



何故か大爆笑

(これは鮮明に覚えてる)










「おー!おつ〜!


ほんとに来てくれたんだ笑」







当たり前でしょ。

(君のこと、1人の女子として

好きなんだから)

 


「なんでそんなカッコつけてんの?

息切らしてるくせに」





ほっとけ。










「え、ちょー嬉しいんだけど、

明日退院だよ?」














へ??




「あれ、明日退院だよって

LINE送ったんだけど、、、」






ウソやろ、、、、














確かにLINE来てた、、、



「ふふ、かいらしいね」

 

「でもありがとう」



なにで入院してたの?



「肺炎だったの」



もう大丈夫なの?



「大丈夫だから明日退院するんだよ?笑」



あーそうですか。。。。




やっちまった





完全にやっちまった


そうか、明日退院だったか




「あ、好きなプリン買ってきたんだけど、

退院前に一緒に食べない?」





待合室で2人でプリン食べつつ






雑談して冗談の言い合いして 





決心がついた。













ずっと友達だったけど














ずっと好きだったんだ




















なんて真面目なトーンで伝えたら





















「うん、

知ってる」



















バレてたの?ワイの気持ち、、、










え、バレてたの?









たぶんこの時めちゃくちゃ拍子抜け

してたと思う



と思ったら








「聞いて

ぶなよ」











「うちもずっと、

好きだったんだよ」 











なんて会話をしてるうちに


気づいたら、まだ正式には病人なのに





人目も気にせず彼女を抱きしめていた。






そして、その日から交際が始まった。





退院していつものように一緒に

駅から登校して、



夏休みに一緒に小学校のプールで

バイトして、片付け終わって子供たちが


帰ったら



2人でプールで遊んだり、




電車に乗って遠くの花火大会を


見に行って、写真撮ったり、



どんどん焼き食べたり、


手繋いだり、写メ撮ったり、




雪が降る冬の下校の時は、



不意に彼女の左肩を


ぎゅーしてみたり、



毛糸の手袋を脱いで腕を


絡ませて、恋人繋ぎした

お互いの手を

ホッカイロ入れたコートの

ポッケの中に突っ込んだり、



とにかくイチャイチャというか、



青春っぽいことしてたと思う   




恐らくこの頃からだったか、



“やべー彼女がめっちゃかわいすぎるんよ”





って周りに自慢するようになったの。






何だかんだ、2年ほど付き合って、



別れる形になってしまったものの、





あの頃の青春を忘れることは


ないと思う。





つまらない恋バナにお付き合い


いただき、ありがとうございました












番外編 



ある日の夏の土曜日の部活終わり、




いつものように彼女と次の日のデートの


日程を決めていた。





「明日どこ行こーね?」

彼女ちゃん




「1日オフだもんねー


まあ、どこ行っても楽しいんだけど」



的なことを言ったと思う。




その時の彼女がニヤニヤしてたのは


今でも鮮明に覚えてる。




「なにニヤニヤしてんの?笑」




「私と一緒だからってことだよね?!

そういう事だよね?!」





「え、そうだよ?当たり前じゃん!」



さらにニヤニヤしだした彼女を横目に


「どこ行こう…どっか行きたいとこある?」



なんてやり取りをしつつ



下駄箱から靴を取り出そうとしたら

彼女の友達兼部員の子がやって来て


「あ!2人とも!!」



「明日みんなで部活の

お疲れ会しよ!」



え、、、、








なんでなん、、、、






明日デートでっせ、俺ら、、、、





断るしか、、、、






なんて断る雰囲気にもなれず、、、





急遽次の日は部員みんなで



昼からカラオケ大会になり、












終わって夕方

4時。


おつかれさま〜!!



またね〜!!



などとみんな楽しそうに帰っていき、




彼女も

「残念だけど、デートはまた今度しよ!」


「お疲れ様〜!」



と帰っていこうとしてた







「待って!!」




キョトンとする彼女




「あの、えっと、その…


今日ってもう疲れちゃってる?」 





「なんで?まあ、疲れてるけど…」







「…ごめん!それでも俺の

わがまま聞いてもらう!」



彼女の手を握った





「今から2人でスタバ行ったり

プリ撮り行こっ!」





彼女フリーズしてた。





「わがままなのは分かってる!

電車の時間もあるし疲れてるのも分かってる!

でもふたりの時間をちゃんと過ごしたい!」



なんて真顔で言った記憶。








たしか彼女も嫌な顔ひとつしてくれなくて



「うん!行こっ!」




って、山形行きの電車の切符買って、


スマホに繋いだ有線のイヤホンを



2人で片耳に入れて、



そこから流れるソナポケ聴きながら





電車に揺られてスタバ行って、



ゲーセン寄ってプリ撮って、





2時間少ししか



居られなかったけど、







これもまた、いい思い出だった。





余談ですが、


この時彼女から図書館戦争の


小説を貰ったのですが、それは今でも


大切に読ませてもらってます。















いつも車移動をしている身なのだが、


その日は仙台で予定があり、駐車場問題とか


いろいろあった反省を活かして


自衛官時代の時ぶりに電車と呼ばれる

乗り物に乗っていた。



ご存知でしょうか?電車。



鉄道(てつどう、英:Railway)とは、レールを敷いて、その上に列車を走らせ、人や貨物を運ぶ陸上交通機関である。

引用 Wikipedia


遡ること2ヶ月ほど前。


仙台での予定を終えて乗り込んだ車内は、


仕事帰りの人たちや学生でごった返していた。



しゃーない、立ってよう。




最後尾の車両で壁に寄りかかって



乗ってたわけですよ、


本読みながら。




あー仙台の街が離れていく、、、




なんて考えてたら発車した電車が


カーブに差し掛かった途端に



バランス崩してしまい同じく壁に


寄りかかってスマホ見てた女性の方に



引き寄せられてしまう。




やばい!ぶつかる!





間一髪、手で壁を抑えてぶつからずに


済んだものの、




いわゆる

“壁ドン”状態





急に壁ドンされて呆気にとられてる


女性



必死に腕で体を支えているワイ





これがスーパーイケメンやちょっと



昔の恋愛ドラマ、少女漫画なら



ここから恋が始まるのだろうが、





そこは俺物語!!の猛男くんよろしく、



ガタイの良さとピュアな心で






やらせてもらってるかいだ




「すいません、、、、」





申し訳なさそうに謝る。





お姉さんまだ呆気にとられてる。






もう一度繰り返す。




「す、、すいません、、、、」







「あ、大丈夫ですよ!


それより、腕大丈夫ですか。。。?」




めちゃくちゃいい人だ。




絶対いい人だ、この人



コンビニのゴミ箱にペットボトルの


ラベル剥がしてキャップも外すタイプの人だ




店員さんに対してもちゃんとお礼言える人だ



レシート持ち帰る人だ、、、



望まない壁ドンという


日常生活に一切不要な事象に遭遇したにも


関わらず


ワイの腕を心配してくれるなんて、、、




こういう時なんて返せばいいのかな



恩師のGoogle先生に聞くか

いや、目の前にお相手おりまっせ。


さすがにそれは失礼すぎまっせ。



咄嗟に捻り出した答えは









「あ、、、

余裕っす」















中二か





そこは

失礼しましたとか


申し訳ありませんとか




お相手が社交辞令という優しさに

包まれた


「大丈夫ですか」


に対して謝罪をしなきゃいけないのに




余裕っす


って



せめて“余裕です”だ




いや、そんなくだらないことを


言ってる場合じゃない




「ほんとにすいませんでした」



改めて謝罪をさせてもらう。


「大丈夫ですよ!お気になさらず」



マスクの下から滲み出る満面の笑みに


救われたものの



“余裕っす”



だせえ、、、、




なんて後悔してると駅に到着した


列車からその女性が降りていった。




意味は無いと分かりつつも


周りや女性に気づかれないように


会釈して、再びカベに寄りかかって



スマホを取り出したところ、




密林からおすすめの商品という

メールの見出しに












おすすめ商品

太宰治

“人間失格”








タイミングの俊逸ぶり、


自分の人間失格ぶり、



女性へご迷惑をおかけしてしまった



ことを悔やみ、筆を置く。





追伸



駅に降りようとしたら


目の前にいた高校生の子、



何があったのかよろけてワイの胸に



飛び込んで来そうになっていた





“あ、すいませんっす、、、”



高校生から申し訳なさそうに


頭下げられる






高校生の方が俺よりしっかり


してるじゃねえか!!






そんなこんなで終わり。


適応障害



ある特定の状況や出来事が、その人に

とっての主観的な苦悩

(とてもつらく耐えがたく感じ)を

生み、そのために気分や行動面に

症状が現れるもの。


たとえば憂うつな気分や

不安感が強くなるため、


涙もろくなったり、過剰に心配したり、


神経が過敏になったりする。


(引用 池澤クリニック様より)



簡単に言えば、ストレスなどで


精神的に追い詰められてしまい、


身体と心が限界になってる状態

(診断してくれた医師の話)



うつ病と違い、ストレスから


遠ざかるとその症状は和らぐ人も



いるという。



私はこの「適応障害」という病を


過去に患った。




ことの発端は、ある部署に


異動したときだった。



私は他の人と違い要領が悪く、


物覚えも悪い人間だ。




上司や先輩から怒られるのは


仕方がないと思っていた。




その要領の悪さや仕事の効率を


直そうと自分なりにメモをとったり



どうすれば仕事の効率を上手く


上げられるかと悩んでいた。




先輩も上司も俺の事をおもって


厳しく指導してくれてる。


自分の努力が足りないだけ。



そう自分に言い聞かせていた。




仕事の効率を高めてミスを


少なくすれば、認めてもらえる。




期待に応えなくては


と思って、怒られたり指導されて


憂鬱と思いながらも仕事をしていた。





仕事をしていると必ず



報告、相談、連絡


いわゆる

“報連相(ほうれんそう)”が



出てくる。



ただ、私は


報連だけで相談できる


人がいなかった。



なぜか?



どう業務を上手く回せばいいか


聞いてみようと



相談してみたら






「そんなの自分で考えて



臨機応変に対応しろ。



見て覚えろ」





返ってきた答えはそれだった。




臨機応変と言われ、



自分なりに臨機応変に



やってみよう。



そしてやっていると、




「それはそうじゃねぇだろ」



「そんなやり方教えたか?」





結局相談してもそう言われて終わり、



相談するだけムダ


と思った。



ところが、だんだん業務を1人で回せる


ようになってきたところで



体調面と精神面に


異常が出始める。





業務量の多さ、



相談できない、




そして簡易なミスへの



長時間の指導。




そして人格否定。




帰宅してからの睡眠時間は



毎日4時間少し。



布団に入っても寝付けず、



朝と昼飯が食べることができず



夕食もあまり喉を通らない。



仕事から解放される



休日にも、楽しめてたことが


楽しくなくなった。




毎朝起床した時に襲ってくるのは



猛烈な吐き気と憂鬱感。




職場へ向かう車の中では



息切れと胃が締め付けられるような



腹痛。



そして


些細な事で涙脆くなる。




精神的に限界を迎えたのは


この症状が出始め、



業務以外の事でも口出し



されるようになった時だった。



最初は


私自身が乗っている車への



ダメ出しだった。





周りから見たら


その車乗ってる=車好き




なんだからもっとカスタムしろ




これ変えろ、アレ変えろ



と口出しされるようになった。



 

そして遂には


自販機で買うコーヒーや



スポーツドリンクといった


飲み物や持参してきた


飲み物にさえ文句を



言われるようになった。





これはもう指導なんて


レベルじゃないと思っていたが、





まともな判断を下せるような



精神状態ではなかった。





腹を割って話せる友達に


相談しようと相談してみた



ところで、



「そりゃ大変だわな笑」





と笑って終わりだった。







そして遂に仕事中に倒れて



しまい病院へ搬送された。




病院で検査を受け、



1週間ほど職場から



有給消化ということで




休暇をもらい、最後の



望みをかけて精神科を



受診し、カウンセリングを


受けた。



結果は




「適応障害」。



診断書には1〜2ヶ月程の休職が


望ましい


と書かれてた。



その診断書を総務へ提出した私は、



2ヶ月ほどの休職扱いになった。




休職中、私はもう戻る


つもりはなかった。



辞意を伝え、その


職場を去った。




カウンセリングを担当してくださった



カウンセラーの方曰く、



・何を言われても反論しないのは

違う

・逃げることは悪い事じゃない



この二つが何より大事だと


教えてくれた。



・何を言われても反論しない


相手が間違ってること、



自分自身を否定するような


発言などには反論し、



相手が全部正しいと



思わせないこと。



・逃げることは悪い事じゃない



真面目な人に特に多いらしく、


逃げることで自分や家族、友達を



心配させてしまう、逃げることが


悪と思ってしまう場合が多いけど




時には逃げないと心も身体も


限界を迎える。





実際恥ずかしい話、



あまりにも追い詰められて



自殺という選択肢が出てきた。





死んだらどれだけ楽だろうと。




仕事を辞めるという


逃げ道が無い(と思っていた)


から、逃げるには死ぬしかない



と思っていた。




でもそれは違う。辞めてもいい。



死ぬよりは何倍も絶対。

生きる希望が見いだせないかも

しれないけど、死んだら元も子もない、



残された家族や友人、恋人(居ないけど)を


考えてごらんなさい。



そしてその憂鬱な世界から離れて


 

自分のやりたいことに精を出しなさい。



言われたとおり、私は1人


やりたいことをやってみようと



思いたち、


休職期間を利用して


県外への長距離ドライブや



友達との新しい趣味の作成、




ひたすら寝てみたりと



やりたいことを精一杯やってみた。





精神的に追い詰められていた


悪循環と人間関係の



呪縛を解いて、



とにかく好きな事をやってみる。



そして、悩んだり追い詰められたら


自分一人で抱え込まず、



友達や家族に相談できないと


思ったら、カウンセラーの方へ

 

話を聞いてもらうという選択肢もある。


最後に、



もし、私と同じように


精神的に追い詰められている


人がいたら、


本当に頼れる人が居ない。



死のう


なんて思わないで、



まずはカウンセリングを



受けてみてください。






話を聞いてもらえるだけで




こんなに嬉しいもの、



気分が少しスッキリするのかと



思えるようになります。



それから、




自分の逃げ道を必ず確保



しておいてください。




たった1回の人生、



 

やり直しなんていくらでも効く。




仕事を転職したって気にしないで、




 

あなたはあなた。


私はわたし。



という気持ちをもって、   





どうか明日を、未来を生きてください。   




かいは焦っていた。


焦り癖があるのは自分でも


分かっている



とにかく焦る事が多いのだ




そして


この日も焦っていた







その日、私は県庁所在地にある


1軒のドーナツ屋さんを目指していた




ある女性の友人とそのお店へ初めて


連れて行っていただいた



学生の頃で言えば、アオハル


というやつだったかもしれない



しかしこの日は単独




あの日のドーナツが美味しくて



また行こうと思ったのだった





県庁所在地というのは


私が住んでいる田舎とは違って


厄介な問題がある










駐車場だ



とにかく駐車場が無い


東京や仙台のような都会なら



当たり前の問題だろうが



田舎者の私からしてみたら大問題だ




 ここで思い出した



そう言えばコインパーキングに


入ったじゃないか!



コインパーキングに停めよう!




人というもの、というか私は


都合のいいことや楽しい


思い出ばかりを切り抜いて

 

インプットしてしまうらしい


車を停めようと探していた


コインパーキングへ入った




有難いことにそこのは


後払い制の


コインパーキング



駐車券を取って






ピットイン










っしゃ!


気兼ねなくドーナツを


買いに行けるぜ!






私の青春という名の



ドーナツが待ってる




向かいながら



そう言えばあの時は 


ドーナツ1個しか無くて


1個を半分にして



2人で1個を食べたな…



と思い出していた







思い出しつつ


ドーナツ2個購入








そしてコインパーキングに


戻りお金を入れようとしたら





















 小銭がない






これはまずい



駐車料金310円が払えない





駐車券と


千円札と51円があるのに



310円がない




いっその事


愛車で強行突破


しようと思ったが




310円を払えば済んだものを



それより高額な請求をされ



警察沙汰になり



大事になるのは間違いない






駐車料金を払うのが


不服か?




いやそんなことはない

 

問題はお釣りが出ないことだ







とりあえず


小銭を両替しよう


と考えなおした




どこかに自販機があった


はずだった



どこだ自販機




かいは焦っていた


焦り癖があるのは自分でも


分かっている



とにかく焦る事が多いのだ




スーパーやコンビニで



買い物をして



会計待ちの時に



店員さんへ



会計が遅いと




クレームをつける

  


人をよく見かけるからか



自分自身も焦ってしまうのだ










探す。。。。
















探す。。。。

















どこだ。。。。









自販機。。。。。










どこだ。。。。。














あった。。。。。。。。







  


 

 

ありがとう。。。。。。

 


 












自販機発見




この際なんでもいい





両替さえできれば







急げ!




急げ!









鞄から財布を探す







 どこだ。。。













さっきまであったじゃないか。。。









どこ行ったんだ?

財布



 

 

 











連れ去ってと合図を



くれたらここから


キミを奪って



夜空を抜けて





宝石みたいな街を


飛び越えて



片思い恋愛ソングを


作詞させたら


右に出るものはいない


3人組ロックバンドの



曲の歌詞にあるみたいに



夏の魔物に


連れ去られた


のか?




なんて考えてる


場合じゃないよ、バカ




カバンに財布がない!







どこ行ったんだ




俺の財布。。。





そんな時だった。。。。







電子マネー使える!






ありがとう、文明社会。



ありがとう日本の


技術者さんたち。。。






急げ!










 

ポケットの中にあった



スマホを自販機へかざす





  


「ピッ!」



「商品を選んでください」





ええい、この際なんでもいい






「ピッ」




文明社会の力と


技術の力で



缶コーヒー購入




ッシャァァォァァ!


やったぜ!!!!!







お分かりいただけただろうか?















小銭51円のまんまじゃねえか






ここで冷静になって



ズボンの左ポケットへ



免許証と一緒に




茶色の長財布が



入っていたのに気づいた





こんな近くにいたのに



何故あなたは私を見つけて



くれないのと言わんばかりに




そういえば駐車券を


財布に入れるために



カバンから取り出して



ポケットに入れたんだっけ。。。







再度缶のブラックコーヒーを



購入






無事千円を両替し



駐車料金を納め、




パーキングを後にした







一人で食べたそのドーナツは


もちろん美味しかった


 


でもあの時半分こにして食べた



ドーナツの方が



甘い味がしたな



と振り返る







そのドーナツの味は



あの日のできごとと



この日の私の




確認の







“甘さ”





だったのかも



しれない






















夏の猛暑とやらは7月に入り



未だその猛威を劣らせることなく


5日連続で太陽が熱く照りつけている




仕事の関係上、デスクワーク2割


外での肉体労働8割をしている私には



着替えが必須だ



生まれつき代謝がいいのか


汗っかきなのか分からないが

 

とにかく汗をかく





いつものように出勤して


スポーツドリンクを飲んだあと



仕事をしていた



お昼の時間になり、お弁当を


広げてつかの間の休息



余談ながら、お弁当は自分で


詰めている



本当は彼女や母親に作って


もらいたいところだが



両方いない



仕方なく自分で作ってるが



恐らく女子力は高い方だと


自負している




刻に抗い話を戻そう




 

お昼になりお弁当を


食べていると仲のいい


事務のお姉さんから



「そういえば、この前

話してた子とカフェ

行って伝えてきたの?」



そう。私には想いを寄せてる


相手がいる



繰り返すが中学時代に


男子1人、周りは全員女子


という吹奏楽部に所属して



女子との会話はそこそこ


得意な方だと思っているが


恋愛は別だ



恋愛に関してはかなり


奥手で回りくどいアプローチ


しかできなくその身を


何度となく


散らせてきた華々しい


経歴を持っている







「いやー、行こうと

思ったんですけど、

行く前に向こうから恋人が

できたって言われたんです。


それで、想いを伝える前に

砕け散りました」





















全員沈黙













なんでよ!そこ笑うところよ!?


と内心自虐していたら

















みんな大爆笑







「ごめんごめん。

笑うつもりなかったんだけど

それは悲しいわ」




事務のお姉さん含め


みんな


大笑いしている





愛しさと切なさと心強さと 


と篠原涼子さんが出した曲が

 

あったが


僕から言わせたら


愛しさと切なさと切なさとだ



頭の中では


HYの366日が流れていた




怖いくらい 覚えてるの



あなたの匂いや 仕草や


全てを



おかしいでしょ


そう言ってわらってよ



別れているのに


あなたのことばかり
























  


いや、そもそも付き合ってねぇ



付き合う以前の問題だ



流るBGMが違うダルぉー?




連られてわたしも笑っていた








辛い時は笑え





自衛隊に在隊してた頃の


教育隊で班長が言っていた




そうだ、


辛い時はわらうんだ




お前は笑いのセンスが


少しあるじゃないか




失敗談もいい思い出になる




ひと夏の思い出がまた1つ


できたと思えばいい






そしてこの日はなんの


出動もなく1日を終えて


休暇を迎えた



 

笑いに変えられたのは


いいけど、やっぱり


心のどこかでは


まだ諦めきれない



気持ちがまだ残っている




相手の幸せとを願い、



その2人を


守らなきゃいけないという


公への奉仕人なんて


大層なもんじゃ



ないが、



守りたい




そしてまた明日、出動の


ベルが鳴れば、赤い車に



乗り込んで現場へ赴く






必ず無事に帰ろう




無理をせず





明日の色が、夏の空へ描かれた

 

白い雲と透き通るような


青さと暑さになることを



祈り筆を置く。






追伸



活動中に怪我をしてしまったとき、


「無理なさらず汗」


とLINEをくれたの、



申し訳なさ4割、嬉しさ6割


でした照れ






ジメジメした雨と照りつける太陽で


身体中から汗が吹き出し


吹き出した汗で服がジメッとして



体力を奪われる夏と呼ばれる



季節が今年もやってきた。





夏は嫌いか?


いやそんなことはない



むしろいい季節だ


暑くなければ






そんな夏でも欠かさない事が

ある





暑い季節でも温かいラーメンを

食べることだ






毎度蒸し暑くむさ苦しい

夏になって冷房の効いた


店内に入ると外は暑いし

ひんやりしてるから


冷たいラーメン食おう


と発想が出てくるが


なぜか熱いラーメンを 

注文してしまう







大切な相手への情熱が


熱くないからなのか


冷めてるからなのか


向こうには気持ちが


なかなか伝わらないのに




ラーメンだけはその温かさを

夏でも冬でも伝えてくれる





気持ちが冷めたっていいじゃ

ないか


俺には温かいラーメンがある!




そして休みをもらい

里帰りしたこの日も 



温かいラーメン

じゃなく


冷たいラーメンという

気分だったのに



行きつけの


食堂で温かい中華そばを


注文してしまった。





まだ引き返せる!



おばちゃんごめん!


冷たいラーメンだった!



俺は今冷たいラーメンが

食べたいんだ!




そう伝えようと思った矢先に


「おまちどさま〜中華ねぇ〜」













  

熱々の中華見参




何故だろう。湯気の立ちのぼる


丼から


透き通った綺麗なスープの


中に麺、ネギ、なると、


チャーシューが



恋もラーメンも熱いうちに



と言っている気がする






いや、そんなことは


たぶん思ってねぇ



熱いうちに食えとは


思われてるだろう


そこは間違いない



なんせここより冷房の


効かない灼熱の 


厨房で旦那さんが



俺のために熱々の


ラーメンを作って

 

くれたんだ。




四の五の言わずに


早く食え


と思われているのは



相手からのアプローチや 


気を寄せられていることに


気づけない



鈍感な俺でも分かる





 


いただきます!














めちゃくちゃ美味い



やっぱりこの味だ





冷たいのじゃダメなんだ



やっぱりこの熱いラーメンなんだ


ありがとう旦那さん



ありがとうラーメン






鶏ガラと野菜のスープ、


トッピング、そして麺



全ての素材が助け合っている







私の舌の、スタンディング


オベーションのために















うぜえ









そんなくだらないことを


考えつつ


温かいラーメンを


食べ終え、



お会計しようと



したら





「熱いラーメン食ったら

アイス食わねえか?」












おばちゃんが

 サービスの


ババヘラアイスを

勧めてくれた



でもおばちゃん




そんなでかい声で

言わなくても分かる





少なくとも目の前にいる





いや、声がでかいことは


昔から知っている



これが無きゃここの

食堂じゃない




「あ、んじゃ貰うわ!」




出されたものと勧められたものは


遠慮せずに受け取って


残さず食え



とお婆ちゃんから


教わった





ばあちゃん、俺は

ちゃんと教え守ったぜ

 



と思った矢先、





「あ、アイスは

自分で盛ってな!」









ファッ!?




いやおばちゃん


盛ってくれるんじゃないの。。




それじゃババヘラアイス


じゃねぇぞ。。。






「俺勝手に盛っていいの?」



 




「いいの!早く盛れ!

じゃなきゃオレ盛るぞ!」






いや、どっちやねん



さっきセルフサービス


言ってたやん。。。。





勝手に盛れと言われたからには


ヘラで2杯分のアイスを

盛った


まあこんなもんだよな




ってな感じでお礼

言おうとしたら












「外暑いからもっと盛って行け!!!!!」






えぇ。。。



おばちゃんいいのか!?





とまっどっている25歳のおじさんを


目の前に



おばちゃん、親の仇の



ようにしゃもじで


アイスを叩いて



持ってるコーンに


アイスを載せてくれる





「ほら持ってけ!」






いや、おばちゃん



それ渡されたら


二刀流だぞ。。。




すでにこっち持ってるんだけど。。。




なぜ追加でこっちじゃなく


新しくコーンに盛った。。。





でもせっかく作ってくれたんだ



受け取らない訳にはいかない



「ありがとうおばちゃん!

また食いに来るわ!」






受け取ったコーンに入った



アイスは、




ラーメンと


おばちゃんのパワーで


温まった体内に


取り込まれて



その冷たさとほんのり


甘い味が、



また始まる暑い



夏の感触を


教えてくれたような


気がする









追伸



ちゃんと2本食べきったら


頭がツーンと痛み出して


車内で暫く



動けなくなり



夏の風に当たって



正気を取り戻し、



また向かうべき方向へ

動き出した





熱いラーメンとひんやり


したアイスを出してくれた


おばちゃんと旦那さんへの


感謝を込めて、筆を置く






お久しぶりでございます。

7年振り、高二の時以来のブログ更新です笑




何を書いたらいいのか、久しぶりすぎて

思いつかないからとりあえず最近起きた

ことをヅラヅラと書いてみようニヤリ





最近免許を更新したらゴールド免許になった。

中学、高校とそれほど車に興味もなく乗れれば

いいと、いわゆる最近の若者と呼ばれる1人

だった。


友人の影響もあってか社会人2年目で車に目覚め

いつの間にか普通免許から中型、大型特殊免許、

そして車もいっちょ前にスバルのターボ付き

セダンを買った。




自動車免許を持ってる人ならお分かりだと思うが

免許は緑→青→ゴールドになっていく。

初めて更新した時に僕も青になりいつしか

無事故無違反でゴールドを目指そうと思い

始めてた。


そして遂にこの間ゴールド免許になった。

免許センターと呼ばれる施設で30分の講習を

受けていよいよ免許授与。



ちょっと話をずらそう。新型のウイルスが

猛威を振るう今日、どこに行くでもマスクが

必須と叫ばれている。

もちろん僕もしている。この免許の書き換えを

行った日も当然マスクをしていた。


話を戻す。

ゴールドのピカピカ免許を受け取り車に戻った

僕は右耳にマスクをぶらさげ、Bluetoothを

繋いで車から好きな音楽を流しつつ車を発進させ

1人熱唱していた。


「ウー!ウー!」


すれ違ったパトカーがサイレンを鳴らしている。 

あー誰か捕まったんだな〜と熱唱しつつ

思っていたら、後ろにサイレンを鳴らした

パトカー。


「前の車の運転手さん、左に寄せて

止まってください」


お巡りさんがマイクで叫んでいる。








あ、俺のファン…?






んなわけない。確実に俺を止めに来てる。





運転しながら歌っちゃいけないんだっけ…


と考えつつハザードランプ点灯させて指示通り

停車。





「お兄さん、ダメですよー運転中に携帯は!」













へ??????






一瞬時が止まったように感じた。


 と同時に頭の中に?????の密状態


「使ってませんよ?」

 

当然の反論をする。

使ってないのだから使ってないと言うしかない。


使ってても使わないって言わざるを得ない人も

いるんだろうけど少なくとも僕は使ってない



「いやー見えましたもん右耳に当ててるの」






どこ見てんだ!お前の目は節穴か!




ここで気づいた。



 

「もしかしてこれですか?」



と右耳にぶら下げたマスクを見せる。

見せられたお巡りさん   




「うーん……」





なによ!その反応!


でも今になって考えてみれば…


右耳にマスクぶら下げてなおかつ右手で

ハンドルを握りながら若い男が何かを

絶叫してる。


なるほど、たしかに言われてみれば通話

してるように見える。クソ〜




  

「スマホ1台しか無いしそのスマホもポケットに

入れてありますよ?」


ほら、とポケットからスマホを取り出す。


とズボンのポケットからスマホを取り出して

お巡りさんに見せた。



ここでお巡りさんもあっという表情になる。

自慢じゃないがお巡りさんたちもここで

引き下がれないってのは重々承知してる。

なんせサイレン鳴らして停めたのだから。



「とりあえず免許の確認させてください」



素直に応じて更新したての免許を提示する。



「あ、ゴールド免許。しかも今日更新した

ばっかりなんですね!」


「はあ。」




私もね、更新したらゴールドになったんですよー




 


    

















で!?!?!?!?









俺もゴールド免許だぜ!


負けないぜ!






的な?

んなわけあるかい






「はあ。おめでとうございます」


と返したものの25歳とゴールド免許なりたての

ニンジン嫌いなおじさん困っちゃった訳です



「ゴールド免許になったばかりなのとこちらの

誤認でお止めしてしまい申し訳ないです」

と謝罪された。


気にしないでくださいお巡りさん

それがあなた方のお仕事でしょう?


とは一応伝えた。

警察嫌いじゃないしね。



「安全運転でお願いします!」と

敬礼された。


律儀な事に後続車を停めて入れてくれようと

してくれた。


でもお巡りさん…ごめん。


俺そこの目と鼻の先のコンビニに入りたいんだ…

だから別に停めなくていいのに…。


と思いつつ有難く入れてもらい別のコンビニへ

入りコーヒーを買った。




 ミスると必ず揚げ足を取りたがる人もいるけど

必死に治安を守ってるお巡りさんたちも間違いは

あるもんだ。とコーヒーを飲みつつ、筆を置く。