人間学を学ぶ月刊誌「致知」三月号。3日までに写真アップしたかったのに、出遅れました。
昨日、次男の小学校卒業に際してのお別れの会が行われ、保護者からのプレゼント「桜の栞」を
大合唱で締めくくることができました。お母さん方は涙をこらえて歌うことに必死でしたが、
子供たちにこの思いが届き、折にふれてこの歌を思い出してくれたら嬉しいです。そんな訳で
以前ご紹介した「桜の栞プロジェクト」無事終了。http://ameblo.jp/ttroco/entry-10694582774.html
しかし、卒業対策委員の仕事は卒業式まで続きますので、ほっとしてもいられません。
前置きが長くなりましたが、「致知」3月号のテーマは「運とツキの法則」です。
人間万事、塞翁が馬という言葉もありますが、なぜか運のいい人、ツイテイル人っていますよね。
私は、運もツキもそれこそ標準レベル、ツキ並?かなと思ったり、運やツキに一喜一憂しない、
振り回されないようにいきたいものと考えたりもするのですが、本誌冒頭の今月号のテーマについて
紹介する欄。大和ハウス工業の会長の「人の道を守らない人間、親を大事にしない人間、
恩ある人に砂をかける人間に、運はついてこない」というお言葉には納得せざるを得なかったです。
そして、今回最も興味深く読ませて頂いたのは、
アビリティトレーニング社長 木下晴弘氏の「感動の力が運命を好転させる」という記事です。
超難関校受験で数多くの合格者を出すカリスマ塾講師として子供や保護者の高い支持を集め、
子供たちの人間力に焦点を当て、それを伸ばすことで顕著な実績をものにしてきた木下氏が
人間の運命をも変える心の力をどのようにして教育に取り入れてきたのかを語っています。
その中で、教育の目的は二つ。一つには自己の成長。もう一つが他人の役に立っているという認識を
育むことであり、その両者を促進させるものが、取りも直さず感動である。しかし現在の教育界は
自己成長のみ焦点を当てている感がぬぐえないとあります。さらに、自分だけの幸せは絶対にありえない。
子供達は皆それぞれの得意分野を持っていて、それを伸ばして社会の役に立つことができたら、
子供達にとってこれほどの幸せと感動はなく、それを支援するのが教育者や大人の役割なのだと
主張されています。子供達への愛で溢れた社会の実現を志とする木下氏と思いを同じくするものとして、
では、大手進学塾講師という私が今置かれている立場で、具体的に何ができるかということを
はたと考えてしまいました。ここ暫く考えていきたいです。
また、惹かれた記事として日本レストランエンタプライズ大宮営業所長、三浦由紀江氏へのインタビュー。
題して「カリスマ営業所長が教える 運を味方につける販売接客術」。四十四才にして始めた
駅弁販売のパート(時給八百円)から十年後には年商十億円を上げる営業所長となった三浦さん。
普通の主婦といっても、やはり素質があったのですよね。埋もれた主婦の労働力。原石もあるはず。
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