「起立性調節障害」と診断された中学3年生の長男
(↓詳細はこちらです)
病気はあるけど、入試もある。
先日、高校の合同個別相談会へ行ってきました
家からは、電車で数駅の大きな会場。
90分枠で入替えで、完全予約制。
相談時間は、1組10分。
20~30校くらいの高校が参加していました。
予約制でしたが、予約時間の前には長蛇の列になっていました。
予約時間前についたので、それまで「立って」待つことに。
(起立性調節障害は、立っているのが辛い病気。例えるなら、朝礼で倒れちゃう子みたいな感じです)
長男は、その時からちょっと調子が悪そうで、「座りたいな」とつぶやいていました。
↓起きても頭がぼーっとしたまま、授業中めまいがする、学校に行きたいけれど行けない。起立性調節障害は、思春期であれば誰にでも発症する可能性のある病です。
やっと、予約時間になり、開場
列の最初の方だったので、1校目は、すぐに個別相談を受けれました。
熱心に説明してくれる若い先生
その横で、ちょっと辛そうにしていましたが、なんとかうなずきながら、聞いていました。
1校が終わった時点で、もう、体調も悪そうだし、帰ろうと開場をでました
ところが、長男は、「あの学校の説明も聞きたい」と言ってきたので、再び開場へ。
今度は、すでに列ができていたので、「立って」順番を待ちました。
もう、すでに辛そうな長男。座りたいけど、待ち人には椅子がない。
1組10分と言われてるけど、親御さんも熱心だし、なかなか順番が来ない。
何度も帰ろうよと、言ってはみたものの、「大丈夫」と長男。
↓「起立性調節障害」の子どもの高校進路選択や学校生活、就職・就労や対人関係など。思春期を迎えることで生まれる戸惑い・悩みに応える好評書を、最新ガイドラインを踏まえて改訂しました。
やっと、回ってきた順番
熱心に説明してくれるベテラン風の阿川さん似の先生。
しかし、途中から、完全に動きが止まった息子。
そして、「フラフラする」と、頭をから、うなだれて、私の肩に倒れ込みました。
もう、限界超えてる!!!!
病気のことを言うのは、ちょっと面倒だったので、「熱中症か、人込みに酔ったのかも知れません。途中ですが失礼します」と面談を切り上げました。
説明したくれた先生も、「気がつかなくて、ごめんなさい」と気を使わせてしましました。
会場を出たところこの椅子で、横になる息子。
本当に、ぐったりといった様子。
「もっと、話を聞きたかったのに・・」と涙がこぼれていました。
「学校説明会なんて、これからも、山ほどあるよ。また、予約するよ」と言って、慰めました。
本当は、高校受験も高校生活も、夢もあって、色んな体験したいのに、本人の意思とは別に、こうやってうまくいかない。
高校受験と病気。
しんどい長い戦いになりそうです。
↓やる気がない、集中力が続かない、すぐ「だるい」「疲れた」と言う、いつも機嫌が悪い・・これは、子どもの性格でも心の問題でもなく、「副腎疲労」が原因かもしれません
↓同じ病気で苦しんでいる人はもちろん、病について知らない人も思わず引き込まれる。唯一無二の闘病コミックエッセイ
こちらの記事もありますよ
↓お勉強感ゼロ! パラパラながめて楽しく覚えられる単語に1コマ漫画が描きおろされていて、クスっと笑いながら英単語を学べる1冊!
【コロナ後、コロナ後遺症、立ちくらみ、高校受験、高校説明会】