退職して2年。

仕事をしていた時は交代勤務のために不規則な生活だったけど、退職したら比較的規則正しい生活の日々。

 

そのおかげなのか万年寝不足状態が解消され、頭の中がスッキリ冴えわたり。

記憶力が少しだけよくなったような・・・漢字とか数字の記憶が映像として浮かぶようになってきた。

 

これって映像記憶?たぶん30歳くらいまでは活発にそれを享受していた。

例えば小学、中学、高校の試験の時は教科書のページが頭の中に浮かんできて、頭の中でページをめくって答えを見つけることができた。

 

それと黒板に書かれたこともノートにわざわざ写す必要なし!みんな、何で一生懸命ノート取ってるの?そんな暇があったら、先生の話を聴いていた方がいいんじゃない?だった・・・まあノート取らないと先生に注意されるのである程度必要なことだけ取ってたけど。

 

同級生が毎日2,3時間予習復習していると聞くと、毎日そんなに予習復習してたら数日で教科書の内容を記憶しちゃって、やることなくなるよとか思ってた。

 

当時は声を出して読むと覚えやすいという人が多かったけど、俺は声出して読むと全く記憶できずで、目読するとバッチリと記憶でき、俺的にはこれが普通の記憶力と思ってた・・・だから期末試験程度の狭い範囲の試験なら前日に教科書を読むだけでOK。

 

高校受験の時も特別受験勉強した覚えがない・・・まあ、試験前に教科書を一通り見たと思うけど。

 

歴史年表を泣くよ(794)うぐいす平安京」とかの語呂合わせで覚えるというのも理解できなかった・・・なんでよけいな「うぐいす」まで記憶しなきゃいけないの?「794」と「平安京」だけ記憶すればいいじゃん。だった。

 

まあ俺の場合は解像度が低い写真のようなもので、なんでも鮮明に映像として記憶できるという訳ではなくて、文字や数字に特化したような感じなんだけどね。


 

そんなことで就職してからもメモを取るってことが理解出来なかった。

だって、打ち合わせとかでホワイトボードに書かれたことを覚えようと思えばそのまま記憶できた。

それが当たり前と思ってた。

 

その当たり前が当たり前じゃないと思い始めたのが30歳過ぎてから。

もうメモ必要かな?になり、段々に必須となった。

 

現在、記憶力が少し復活したといってもメモが必須なんだけどね。

記憶の持続力が若い時より、はるかに短くなっているので。

 

それと記憶の持続力が無くなってよかった!って思うのが、

嫌なことや辛いことをすぐに忘れられる。

コミック本やドラマなどを繰り返し見ても楽しめる。

だな。

人間、適度に忘れることは必要で幸せ?