昨日のNY株式市場は大きく下落したのに、今日の東京市場はそれ程下がらなかった。これはちょっと変だな?と思ったら、日経の記事で解説してました。ここのところのトランプ大統領による関税政策でアメリカ経済が変調し始めてから、日米の株価の連動関係は無くなったという。それはどういうことかというと、アメリカからお金が逃げ出してその一部が日本に流れ込んでいるからだ。しかしこれは投資ではなく一時的な避難所として日本を選んだだけで、またすぐに出ていくだろう。
残念なことに日本の経済は現在ほとんど活性化していない。だから投資の対象としては魅力がない。そのうえ、新しいものの開発はなく、将来に期待できるようなものが見当たらない。大企業の経営者は本業で大胆に動くことを避けている。それではいつまでたっても日本の経済は活性化しない。守りの経営ではだめなのだ。