連日、アメリカのバカ殿 トランプ大統領のニュースとそれに振り回されている金融市場のニュースばかりで、本当に疲れました。この先はどうなるの? と聞いても、誰にもわからない。実はトランプ大統領自身も分からなくなったのではないか?
テレビのニュースでトランプ大統領と政府の要人が会議をしている場所に、マスコミが取材に入り、トランプ大統領に質問している様子が映りだされていました。女性の記者が「大統領、今日の株式市場の動き(株価大幅下落)をどう見ていますか?」と質問したのに対して、トランプ大統領は「私はずっとここにいたので知らない。ベッセント財務長官、どうなんだ?」と振ると、財務長官は「株価の動きは平静で、金利も安定している。為替も問題ないです、大統領」と答えていた。これは全部嘘です。でもトランプ大統領は「おおそうか、それなら大丈夫だ」このやり取りの後、マスコミはしらけ顔になって何も質問も出ません。
こんなバカ殿ごっこみたいなことを平気でやっているアメリカ政府というのは何者なのだ。「イエスマン」とよく言いますが、これこそ典型的なイエスマンだ。本来ならば「大統領株は大きく下がっています」と言わなくてはいけないのに、大統領の顔色を見て「大丈夫です」という言葉にすり替えてしまう。こりゃもう終わっています。
トランプ大統領と政府要人たちはいったい誰のために政治をしているのか? 国民の為にはなっていない、トランプの個人的な意向で政治をしている。このままだとアメリカ国民はiPhoneを買えなくなる。中国からの輸入品が買えなくなる。
