万博会場は安全か? | 今、私が考えていること

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いよいよ本日、大阪・関西万博の開会式です。天皇皇后両陛下や秋篠宮ご夫妻などの皇室をはじめ、政財界の要人や海外からの来賓を大勢招いて賑やかに開催されるのだと期待しています。

 

この一週間はテレビでも万博の話題を取り上げる機会が多くなり、会場全体の様子がわかるようになりました。今回一番の目玉である木製の大屋根リングは一部が海の中に出っ張っているんですね。

まだ工事中のパビリオンもあるようですが明日までには間に合うと言っている。

 

ところでこの万博会場は大阪湾の埋め立て地の中でも一番外側に位置しています。私はテレビで見ていてふと不安に思ったのは、災害対策は万全なのでしょうか? 一日あたり10万人以上ものお客様が来場すると言っています。ということはこの埋め立て地に10万人近い人が集まるわけです。

 

もしも台風などによる高潮や地震による津波が発生したときはどうするのでしょう。どこに避難すればいいのでしょうか? 東日本大震災の時の大津波を思うと心配です。あの時は3階建ての建物でも津波にさらわれていました。テレビの映像で見る限りは会場内にそれほど高い建物は見当たりません。

 

万博会場から外に逃げるにしても道は二本しかなく、一つは夢舞大橋もう一つは地下のトンネルです。地下トンネルは洪水が来たら使えません。地下鉄も使えません。夢舞大橋一本だけで大丈夫なのでしょうか?

 

それからもう一つ、あの巨大な木の大屋根リングは、万一火災になったら会場は瞬く間に火災に包まれてしまうのではないか? 先日の山火事の被害を連想してしまいます。会場全体を木の大屋根リングがぐるりと囲っているから、それが燃え出したら会場の外に逃げられなくなるのではないか? そういう心配を誰もしていないのでしょうか? 

 

こういう基本的な災害対策とその安全性についてもちゃんと説明してもらいたい。