昨日から全国的に異常なほどの暖かさになり、それに伴ってスギの花粉が「極めてたくさん」飛んでいると警告しています。これは花粉症の人には重大な事態です。私は花粉症ではないのですが、もともとアレルギー性鼻炎持ちです。その原因は気温差によるものだと思っています。だから真夏の暑い盛りに冷房の効いた電車に乗って冷風を顔に浴びると鼻炎が発症することがあります。しかし今年は今の時期に鼻炎が出ています。妻は「花粉症になったの?」と私に尋ねますが、私は頑として否定し続けています。「花粉症になった」と自分から言うと本当になってしまうのではないか?と恐れるからです。
昨日は関東は本当に良い天気で、外出にコートは要りません。私はウォーキングに行こうと思いました。しかし花粉が「極めてたくさん」飛んでいるさなかに自分から花粉を吸いこみに行くのはいかがなものかと考え、思いとどまりました。近くのスーパーに買い物に行くだけにしたのです。なんだかなあ・・・。
ところがその後、午後になって鼻炎が酷くなってきました。結局夜寝るまで鼻水が出てうっとうしい日でした。だからそのまま早く寝たのです。そして今朝まで、ぐっすり寝ました。起きてみると鼻炎の症状はすっかり治まっています。でも相変わらず暖かい朝です。ふと、枕元のデジタル時計を見ると気温21度、湿度56%と表示しています。湿度が56%! いつもならこの季節は40%前後ですから、それと比べると湿度が高い! そこで思いました。私のこの時期の鼻炎は空気が乾燥しているために、鼻の中の粘膜が乾燥でかさつき、刺激に敏感になっているのではないか。鼻をかんだり、鼻毛を切ったりするとその刺激が鼻の中の粘膜を刺激してくしゃみや鼻水を誘発していたのか? と。
そういえば昨日は部屋の中に花粉が飛ばないようにと思い、加湿空気清浄機を稼働しっぱなしにしていました。そのせいでいつもより部屋の湿度が高く保たれたのだと思います。加湿器をもっと効かせて十分に乾燥を解消することが私にとってのこの時期の鼻炎対策だと思いました。