先日、いつも年賀状を頂いている大学時代の先輩から寒中見舞いをいただきました。私が喪中なのを気遣ってわざわざ送っていただき恐縮しました。その先輩とは大学のクラブで在学中は大変お世話になり、親しくしていただきました。しかし先輩が卒業して以来50年もの間お会いすることは無く、年賀状だけのやりとりでした。
はがきにはメールアドレスが記載してあり、「君のアドレスも教えてほしい」と書いてあったので、さっそくメールで御礼のメールを送りました。すると今度はそのメールに返信が返って来て、「実はクラブの仲間とは時々会っています」とのことで直近の同窓会の記念写真が添えられていました。
その写真を見るとみんな歳を取った爺さんたちがにこやかに微笑んでいます。私の記憶の中には50年前の学生時代の先輩たちの顔しかありませんから、その一人一人がいったい誰なのかわかりません。なんとか一人か二人は顔の感じから想像がつくのですが、さすがに50年も経つと男の顔は変わりますね。頭の髪も薄くなりますし、ふっくらとした姿にもなりますからね。
先輩からは「よかったら今度誘うので来ませんか?」 と書いてありました。ありがたいお話です。でも私自身も多分「お前は誰だ?」と言われるような気がします。