物価高が止まらないのに対して、賃上げは遅々として進まない。その結果、小売店やメーカーは原材料や光熱費、人件費の上昇分を価格に転嫁できないと言うジレンマに陥っている。その影響なのかなんとなく商品が貧相になってきているような気がする。
例えばハンバーグやステーキのお肉が以前より薄くなっているような気がする。内容量や質が落とされているのではないか? そうでもしないと赤字になるから仕方ないというのかもしれない。
物価高で商品が買いにくいだけでなく、内容が貧相になるという傾向は絶対に困る。商品を買う意味がなくなる。こういうものを仕方なく買うようになると、人間の心まで貧相になる。
だから賃上げは急がなくてはいけない、マストです。別に春闘の時期だけが賃上げの時期なんてルールはない。一年中賃上げ交渉をしていても構わない。新卒で就職する学生は給与の金額を会社と交渉してもいいんじゃないか? 何もみんな一律である必要は無いし、それはむしろ不自然だ。
石破総理には経済対策として賃金引上げ策を即刻実施してもらいたい。「貯蓄から投資」なんていうのは、二の次の話だ。「新所得倍増計画」を発表してほしい。選挙の第一の争点はそれだ

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