今月27日に衆議院選の投開票日を設定したそうだが、時期が早すぎないか? 石破政権はまさか何もしないでいきなり選挙に突入するつもりか? それはまずいと思う。統一教会や裏金問題を封じ込めたまま選挙に入れば、野党の餌食になる。ちゃんとしたけじめをつけることを約束し、その上で石破政権の経済政策を国民に丁寧に説明してほしい。抽象的な表現ではなく、法人税増税なのか、消費税は下げないのか、物価対策として何をやるのか、日銀の利上げに対するスタンスは、など分かりやすく説明して国民の支持を得ておく必要がある。このまま選挙に入ると負ける可能性も無いとは言えない。それほど今の自公政権は背水の陣に立たされている。
アベノミクスを捨てて、イシバノミクスを打ち立てるくらいの自信を国民に見せないと票は集まらない。小泉進次郎ではそんなことがわからないだろう。立憲民主党の野田氏を侮らないほうが良い。かれは政権奪取とは言っていない、「自公の過半数割れ」を目指すと言っている。だから足元をしっかり構えないといけないのだ。
旧安倍派の高市氏の仲間も今回は敵に回る。大変困難な選挙になるだろう。
