私の趣味遍歴(旅と地理)番外編 旅と仕事の関係 | 今、私が考えていること

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毎日の出来事を、新聞やネット上の記事からピックアップして、私なりの意見などを書き綴ります。

この「私の趣味遍歴(旅と地理)」シリーズも北海道から始まってようやく半分くらいまで来ました。書いていて自分でも思うのですが、よくもまあこれだけたくさんの都道府県に行ったものだと感心してしまいます。みなさんも私のブログをお読みいただいてそう思われたのではないでしょうか。

 

実は私が最初に勤めていた銀行時代は国内の出張はそれほど多くありませんでした。その代わりに海外に出張しました。その後、銀行が経営破綻してしまったので国内生保に転職しました。40歳ころでしたから超遅い転職でしたが、銀行での最後の仕事が投資信託の銀行窓販業務の立ち上げだったことが幸いし、その経験を買われて転職できたわけです。したがって生保でも最初、投資信託の窓販業務立ち上げを担当したのですが、生保では女性営業職員による訪問販売方式でやると言う方針でしたので、銀行のように店舗での窓口販売とはガラリと雰囲気が異なりました。訪問営業経験のない私はマネージャーとして苦労しました。結局、生保で投資信託を買うお客様はほとんどいなかったため投資信託の窓販業務は早々に収束してしまいました。次に私が担当したのが保険商品の銀行窓販をサポートするホールセラーという仕事でした。これが私が全国をまたにかけて駆けずり回るきっかけとなった仕事です。

 

ホールセラーというのは自分で保険を売るのではなく、銀行員が保険を売るのを支援する仕事です。具体的に言うと、各々のホールセラーは担当銀行を受け持ちます。そしてその銀行の本部と協力して支店での保険商品販売を推進するのを手伝うわけです。銀行員に対する保険商品知識の研修や販売話法、コンプライアンスの研修を行うのです。また特定のお客様に対して銀行からの依頼があれば同行訪問してお客様に説明したり、苦情対応などもしました。また銀行主催のセミナーで講師を務めたりもしました。

 

私の場合はメガバンク、地方銀行、信用金庫、証券会社など様々な金融機関を担当しました。当初私は大阪に駐在して近畿から九州までを担当しました。その後、近畿地方に特化することになり大阪、京都、兵庫、滋賀、奈良、和歌山に本店のある地方銀行を担当しました。更にその後私は東京に戻り、今度は北海道から近畿までを統括することになったので、結果的にほぼすべての都道府県を回ることになったわけです。

 

しかし一度も訪問することのなかった県もあります。それは鳥取県、島根県、山口県、佐賀県、長崎県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県です。これらの県は地理的に遠かったことから、私が在任中に営業開拓が出来なかったことが主な原因です。しかしその後岡山や広島、福岡に拠点を置くようになって取引が開始され、大変お世話になっていると聞いております。

 

では、引き続き滋賀県から続きを書きたいと思います。

良かったらお付き合いください。