若い人ほど転職が早い | 今、私が考えていること

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毎日の出来事を、新聞やネット上の記事からピックアップして、私なりの意見などを書き綴ります。

昨日の夕方、会社のパソコンにメールが届きました。去年一緒に仕事をした仲間の職員からのメールでした。「一身上の都合により会社を辞めることになりました。本日が最後の出社日です。・・・」という内容でした。つまり転職すると言うこと。

その後わざわざ私のところにあいさつに来てくれたので少し話を聞きました。

 

 

 

 

 

具体的なことは言いませんでしたが、ここよりもっといい条件の会社に移ると言うことでした。まだ30代だからそういうことが自由にできるのは羨ましい。

 

結局おととしに当社に転入してきてわずか2年4ケ月しかいなかったという。昔なら考えられないことです。私自身もこれまで2回転職していますが、1回目は会社がつぶれたので転職せざるを得ませんでした。2回目は去年、定年退職したものの、老後資金に不安があるので再就職せざるを得ませんでした。だから私とは事情が違います。

 

うちの会社ではこういう比較的若い人たちが短いタームで出たり入ったりしています。会社というところは組織の中でグループとしてまとまって仕事をしています。それがぽろぽろと辞めていく人がいると仕事がやりにくくて困ります。会社の中で30代のいわゆる中堅社員というのは非常に大事な人材です。この中間管理職がしっかりしていないといい仕事ができません。

 

会社に魅力が無いとか、辞めたければどうぞ、いくらでも代わりはいますとか、そんな事情だとしたら、これは問題です。会社としての力が強くならない。経営者はもっとこの問題に腐心してもらいたい。