辺野古の予算のこと | 今、私が考えていること

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毎日の出来事を、新聞やネット上の記事からピックアップして、私なりの意見などを書き綴ります。

今朝のTBS「サンデーモーニング」で沖縄の辺野古基地建設にかかわる問題を取り上げていました。その中で、予算が異常に膨らんでいるということを指摘していました。当初の予算は総額3500億円ぐらいだったのが、地盤調査をしたら軟弱な(マヨネーズのように柔らかい)地盤のために約7万本もの杭を打たなくてはならなくなり、予算はどんどん膨らみ9000億円から2兆円ぐらいにまで膨らむのは確実だと言う。ところが工事そのものが難工事のため相当の期間を要するとも言われていて、最終的には約12年、総工費9兆円ぐらいかかるのではないかとも言われているそうです。

いったいぜんたい当初の予算は誰がどうやって見積もったのか? 

しかも、この辺野古の滑走路は、現在の普天間基地の滑走路よりも短いので、大型の飛行機が利用できないことが分かっていて、米軍としても将来的には本当に利用するのか不明だと言う。その場合は普天間基地は返還しないで利用を継続するのではないかと。

 

 

 

 

 

 

 

ちょっと待ってくださいよ・・・。では日本政府があそこまでシャカリキになって建設を推進する理由は何なのか? 

 

東京オリンピックといい、今度の大阪万博と言い、みんな当初の予算をオーバーして、それも何倍にもオーバーしています。この辺野古については9兆円と言ったら当初予算の25倍?! 

どんぶり勘定もいいとこです。もはやこれは予算ではない。

 

ここからは私の個人的な推察ですが、どうせ東京オリンピックの時の不正資金問題と同じことを裏でやっているのでしょう。自民党は裏金工作が発覚して封じられてしまったので、こういう手段で裏金を作って山分けしているのではないか? そう疑われても仕方ない。だから辺野古の工事は何が何でも続けてもらわなくては困るのでしょう。日本政府にとっては出来上がった基地の滑走路が短いことなど、どうでもいいのです。

 

国民の税金を無駄遣いし、その一部を政党の選挙資金や議員のポケットマネーとして横取りしているのであれば、これは大問題です。サンデーモーニングという番組は以前から政府ににらまれていますが、こういう問題を取り上げてしまうからなんでしょうね。最近のマスコミは政府の圧力に屈してジャーナリストの魂を捨てている。そっちの方が問題です。