政権が長続きしない理由 | 今、私が考えていること

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毎日の出来事を、新聞やネット上の記事からピックアップして、私なりの意見などを書き綴ります。

イギリスの総選挙の結果、最大野党の労働党が圧勝し、14年ぶりの政権交代となる見通しだと報じています。そういえば隣のフランスでも極右勢力が台頭していて怪しい雲行きです。アメリカは大統領選挙が11月にありますが、最近の情勢では共和党のトランプが政権を奪い返す勢いです。そして日本はどうかというと、岸田政権の支持率は20%を割り込み、既にレームダック状態です。

 

こう見てくると、どこもみな現政権が「ダメじゃないか! 」と批判されて、反対勢力に支持が移るという傾向です。つまりこれは(現政権の肩を持つわけでありませんが)、現代社会が如何に政権運営が難しいのかということを反映しているのではないか。

 

だれがやってもこうなるかどうかはわかりませんが、安定した長期政権を維持することは困難なのでしょう。ネット社会になって久しいですが、国会議員を選んでいる傍らで、国民が一人一人ネットを通じて情報を発信できる時代になっている。その情報が突然大きなうねりとなって国政に影響を及ぼすこともありえる。

 

つまり全員参加型の政治ができるインフラが整っている。更にその上にAiというややこしい存在が現れて活躍し始めた。Aiは人ではないが「優れた人」と同じかそれ以上の判断ができる。ひょっとしたら「Ai市長」なんていうのも登場する日も、そう遠くはないのではないか? 

 

これからの政治の仕組みを根本的に点検する必要があると思います。