1ドル200円まで円安が進むのか? | 今、私が考えていること

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毎日の出来事を、新聞やネット上の記事からピックアップして、私なりの意見などを書き綴ります。

この円安では、普通なら海外に投資する金融商品は売れないのだが、実際には投資信託などは外国に投資するものが売れているという。それは多分多くの投資家が「円安はまだまだ進む」とみているからであり、実際に専門家の話では円安はまだ終わらないと言う。1ドル200円も視野に入ると言う人もいます。それは大変

なことです。しかしいまだに円安効果で企業の売り上げが伸びるなどと歓迎している企業もあり、困ったものです。

 

何度も言いますが、円安というのは日本の価値が安くなっていくことですから、良いことではありません。現に、足元では物価高が進行して私たちの生活は追い詰められています。賃上げなんてゴミのような小ささで焼け石に水。定額減税に至っては目に見えないレベル。

 

政府は企業に対して、特に影響力の大きい大企業に対して、労働分配率の引き上げを勧告すべきだ。従業員の賃金は安いのに、役員の退職慰労金は軒並み億円単位なのが目立つ。こんなにも経済格差の大きい日本にしたのは誰のせいなのか? 

 

将来の日本は若者を中心に国外に移住する者が増えて、ますます国内が空洞化する。そうなると今はまだ「シャッター街」程度で済んでいるのが、「シャッター国」になってしまうのではないか。