少子化対策こそが最優先課題 | 今、私が考えていること

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毎日の出来事を、新聞やネット上の記事からピックアップして、私なりの意見などを書き綴ります。

最近、飲食店に入ると人手が足らないのかなあ!と思うことが多くなりました。店員さんがつかまらないのです。店員さんを呼ぼうにも店内に見当たらない。テーブルにある呼び出しボタンを押しても誰も来ない。これはダメでしょう。

 

人手を絞っているというより、必要な人数を確保できていない可能性がある。飲食店の店員さんは仕事中はずっと立ちっぱなしでお客様からはずっと見られている。最近は客からのカスハラを受けてしまうこともあり就職先としては人気が無いようです。

 

この背景には円安による原材料の値上がりで収益が圧迫されているために、賃金が上げられない。そのため誰も働きたくないと敬遠してしまう。そういう負のスパイラルがあるようだ。

 

これを解決するには、まず価格を上げて収益を確保する。その上で必要な店員さんの数は揃えてお客様へのサービスを向上させてる。すなわち、価格の値上がりの分をサービスや商品やメニューの充実、味の向上といった本質的な部分でお客様に十分に還元するという取り組みが必要だ。お客様が満足できれば価格は折り合いがつく。そして世の中全体で賃上げを急げ! 

 

しかーし! これで解決できるのは今のうち。少子化がどんどん進んで生産人口そのものが減少すると、労働者の絶対数が足りなくなるのだ。私はそれが最大の問題だと言いたいのです。

 

それは国が消滅していくことを意味します。

「子持ち様」と言って子育てしている親たちを揶揄する風潮があるようですが、結婚したくない、子供は作らない、などは個人の自由ですが、子供が欲しいから産んで一生懸命育てている人たちを非難することは許されない。むしろそういう人たちは国民みんなが応援してあげるべきです。そういう機運を作るのも国としてやるべき大事な政策ではないのか? 

岸田くん聞いてますか?