最近の国内ニュース、特に政治の世界を見ていてつくづく思うことは、日本人の「正義」はどこに行ってしまったのか? ということ。
社会的にも立派な地位にある人たちが、人を騙したり、お金を盗んだり、嘘をついたり、さぼったりと、およそあり得ない行為を何の恥じらいもなく行っている実態に幻滅します。
例えば、今度の大阪万博の件。地元ではなぜこの時期に巨額な予算を費やしてまで実施する必要があるのか? という疑問というより反対の声が大きいようです。維新の会の地元、大東市の市長選で維新の会が負けたのはその現れでしょう。
能登半島地震の災害復興にお金が必要なのに見て見ぬふりをしている。そこまでして万博をやらねばならない理由を説明してほしい。木造の巨大な天井を作る必要があるのか。どうせ終了後に取り壊すのではないか。取り壊さなかったとしても、後々何に使うつもりなのか。莫大な維持費がかかるだけでしょう。
税金を無駄にするなんて言語道断。万博で金もうけしようとたくらんでいるのなら、なんともさもしい。維新の会も一皮むけば自民党の悪い体質と変わらないことがはっきりしたのではないか。