魚が食べられなくなる? | 今、私が考えていること

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今日テレビ朝日で放送された「タモリステーション」は衝撃的な内容でした。日本近海の漁場で魚の漁獲量が60~90%近く減少しているという事実。具体的に言うと、鮭、スルメイカ、さんま、伊勢海老、関サバ、関アジ、真鱈、牡蛎、タコなど、およそ日本人ならよく食べている魚がここ10年ほどのうちにほとんど取れなくなっているそうです。

 

最大の原因は「黒潮大蛇行」という現象で、紀伊半島沖で南に大きく蛇行しているので、黒潮に乗って日本にやってくるはずの魚がやって来なくなっている。加えて北からの冷たい海流の親潮がこの蛇行している黒潮に行く手を阻まれて、日本には来ないで太平洋の方に流れて行ってしまっている。だから、暖かい海の魚も、冷たい海の魚もどっちも日本にやって来ない。

 

もっとびっくりしたのは、温暖化の影響で日本近海の海水温が1度から2度近く上昇していて、なんと! 東京湾にはサンゴ礁ができているという。しかもその近くを黄色や赤、青の熱帯魚のような魚が泳いでいるそうです。

 

こんな事実は知りませんでした。とはいっても知ったところで人間の力ではどうにもならないのも現実です。黒潮大蛇行がこの先いつ頃元に戻るのかはわからないそうです。今のうちに魚を食べておいた方がいいかもしれないですね。