イスラエルはイランの報復攻撃に対する報復をすると言っている。中東ではイスラエルと反イスラエルの争いが絶えず、むしろエスカレートしてしまっている。ウクライナとロシアの戦争も未だ終結が見えていないし、このままだと世界大戦に発展するのではないかと心配になります。
どこの国の人たちも、人が人を殺しあう戦争はやりたくない。むしろ止めてほしいと思っている。しかし、その人々の国の政府が戦争をやりたがっている。これはどうみても国のメンツにこだわっているだけのように思える。そう考えると、いっそ政府なんて要らないのではないか? と思いたくなる。

先の太平洋戦争の時も、日本にアメリカが侵略してきたわけでもないのに、先制攻撃と称して真珠湾攻撃を仕掛けたのは日本だ。それでアメリカが怒って戦争になった。でも当時の模様を描いている映画やドラマを見る限り、国民は戦争したいと思っていた人はいなかったのではないか。赤紙の召集令状が来て、お国のために死ねることは名誉だと言われて、みんなで万歳!万歳!と叫んで戦場に送り出していたが、本音では悲しかったはず。
あの当時の日本政府と旧日本軍の幹部は日本が負けることを早くから悟っていたという。なのに特攻隊まで作って若い命を無駄に死なせたのは大変な罪である。「お国のため」という大義名分は人の命より重かったのか?
今のイスラエルとロシアに同じことを言いたい。
戦争は止めろ!