今日は妻の誕生日でした。毎年私はこの日が近くなると緊張てしまいます。なぜかというと、つい忘れてしまうのです。結婚直前にも忘れてしまい、大泣きされて破談になるかと思いました。その後もたびたび忘れがちな私に妻は「家族の誕生日ぐらい覚えておいてください! 」とくぎを刺されています。今年は忘れずに朝起きたら「おはよう」に続いて「お誕生日おめでとう」と声をかけるようにせねば。
そして迎えた本日、私はいつものように「おはよう」とあいさつを交わして、そのまま洗面所に行き、歯を磨いている最中に「あっ!!」と思い出し、あわてて戻って「お誕生日おめでとう」と声を掛けました。ギリ、セーフでした。
私は妻だけではなく、独身時代にお付き合いしていた彼女の誕生日も覚えられなかったのです。なぜだろうと自分で考えたことがありますが、わからないから困るのです。
しかし、妻と結婚してから、妻の実家でみんなで食事をする機会が増えたのですが、妻の実家では家族の誕生日には、みんなが集まり、ご馳走を作ってお祝いします。そしてバースデーケーキにろうそくを立てて灯をともし、部屋の明かりを消して「ハッピバースデーツーユー!
」とみんなで歌って、本人がふぅーっとろうそくの灯を消します。多分どこの家でもやっていることなので特に珍しいことではないのですが、実は私にはそれが驚きでした。
私の家ではほとんどそういうことはしてこなかったのです。
誕生日のプレゼントは買ってもらいましたが、ケーキを囲んで歌を歌うなんてことはやったことがありませんでした。だから、誕生日のお祝いと言うことへの執着が薄いのだと思います。
私は自分の家庭では毎年誕生日会は励行しています。しかし朝一番に声をかける習慣がまだ板についていません。情けないです。
