毎年この時期になると、会社は来年度に向けた新体制を発表し、それに伴う大規模な人事異動が発令されます。サラリーマンにとっては重大なことなのです。辞令一つで家族はすぐに引っ越したり、子供は学校を転校しなくてはなりません。それはとて辛いことでもあります。私も小学校で1回、中学校で１回転校した経験があります。親の都合とは言え、転校はとても辛かったです。それまでの大勢の友達と別れなくてはならない上に、転校先では既に出来上がった生徒の社会に新参者として認めてもらわなくてはならない。私は小学校の転校では、転校先の学校でいじめに逢いました。その頃から私は一人遊びをするようになりました。中学、高校と進学するにつれて、勉強が忙しくなり放課後に友達と遊ぶということもなくなりましたから、この一人遊びの習慣はその後の私にとって大変有意義でした。だから友達なんて無理して作る必要はないのだと思います。
大人になって結婚し3人の子供の父親となりましたが、今度は自分が家族と離れて単身赴任する経験をしました。その時も大阪の街で一人遊びで楽しみました。京都、奈良、神戸、滋賀など関西は日帰りで遊びに行けるところが多くて良かったです。これもサラリーマンの生きる手段なのかもしれません。一人でも決して孤独ではないです。スマホやパソコンがあればネットでつながりますから。今の私はこのブログが友達です。
