(今回の内容はパソコンに関するややマニアックな内容ですが、Amazonなどで中国系メーカーの安価なミニPCを購入しようと考えている方には是非お読みいただきたいと思います)
本日は皆さんにお詫びしないといけないことがあります。
2月27日に書いた私のブログ「失敗した! 安物買いの銭失い」で
私が購入したミニPCが「違法なコピー版のWindows11をインス
トールしている」のではないかと疑ったことについて、間違っていたことをお詫びして、訂正いたします。
その理由として、私が自分でWindows11の23H2へのシステム更新を実行してみたからです。以下、その状況をご報告します。
Microsoftの「Windows11ダウンロード」サイトからWindows11のダウンロードを要求。その際に言語は「日本語」を指定しました。すると大きなWindows11のファイルが私のパソコンにダウンロードされました。その中の「set-upファイル」をダブルクリックしてset-upを実行しました。しばらく更新チェックに時間がかかりましたが、その後「インストール実行画面」が表示されたのです。この画面が出るということは、このパソコンのCPU「intel N100」はWindows11のインストール対象であることを意味します。この事実は私に大きな安心を与えてくれました。ところが、「個人用ファイルは引き継ぎます」にしかチェックが入っていません。これではだめなんです。「個人用のフィル、アプリ、設定は引き継ぎます」にチェックが入っていないと、システム更新してもアプリは消えるわ、設定は初期値に戻ってしまうわで、全く別のパソコンになってしまうからです。ところが、その項目にチェックが入れられないのです。するとその下のところに注意書きが表示されていて、「これまでの言語と違う言語が指定されたので、設定とアプリは引き継ぐことができません」と書いてある。
えっ? どういうこと?
私は日本語を指定したのに、今までは日本語じゃなかったということ? そこでCopilotに質問してみたら、「とりあえず英語(米国語)版をインストールして後で日本語表記に設定変更すればいい」と回答してきました。
よし! やってみよう。もう一度Microsoftのサイトから今度は言語の指定を英語に変えてダウンロード。そしてset-upファイルを実行しました。すると今度は「個人用のフィル、アプリと設定は引き継ぎます」にチェックが入っています。よし、これでインストールだ。Windows11のインストールには約1時間ほどかかりましたが、無事にシステム更新が完了。
再起動して立ち上げると、いつもと同じ見慣れたデスクトップと日本語表記のアイコンが並んでいるではないか!
わかったぞ、このパソコンはもともと英語版のWindows11がインストールされていて、購入時に私はキーボードの仕様が違うのに気づいて(@がでない)日本語キーボードを追加設定していました。つまりそれが日本語表記の設定だったわけです。だから今回、また英語版のWindows11をインストールしても表記は日本語の表示になるんだ。
ということで、結局何がわかったかと言うと
①このパソコン(CPUがインテルN100)は正式にWindows11の対象であるということ。②このパソコンには最初から英語版のWindows11がインストールされていたということ。
また一部で噂されているようなボリュームライセンス(volume_mak channel)でもありませんでしたので、違法な仕様ではありませんが、ミニPCは初心者には取扱いが難しいです。
前回のブログではメーカー(BMAX)や関係者には大変失礼なことを言ってしまいました。お詫びして訂正いたします。
ついでに言わせていただくと、YouTuberの皆さんにお願いしたい。商品を好意的に取り上げるのは結構ですが、こういう大事な仕様の違いをちゃんと説明してほしい。
今回の顛末は、私にとってはとても勉強になりました。
なお、2月27日のブログは誤解を生じる恐れがあるため削除いたしました。悪しからず。
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