昨日から次女が里帰りしています。先日、新婚旅行でハワイに行ってきて、その時のお土産を持ってきてくれました。
「ホノルルクッキー」 美味しかったです。
入れ物の缶ケースがおしゃれです。
私たち夫婦も38年ほど前に新婚旅行でハワイに行きましたが、
あの頃ハワイのお土産と言えば「マカダミアナッツチョコ」
が定番でしたが、今は違うようですね。
ところで、今は円安で１ドル１５０円。日本人観光客にとってハワイの現地での買い物はお金がかかって大変だったようです。
アラモアナショッピングセンターでハンバーガーセット(ハンバーガーと飲み物とポテトチップ)を食べたら、これがなんと２７ドル。日本円にして約４０００円。日本でハンバーガーのセットが４０００円してたら、食べますか? 確か日本ではビッグマックセットが７５０円ぐらいですから、これをドルに換算すると5ドルです。５倍以上もの差があります。でもアメリカの人たちは普通に食べているのです。
これはまるで日本人が３０年以上も昔の時代から突然タイムマシーンで現在に現れてきたようなもので、あまりの価格の高さに腰を抜かします。逆に外人観光客が日本に来たら、30年以上も昔にタイムマシーンで戻ったようなもので、あまりの低価格に驚くのは当然です。
こんな土産話を聞いていても、いかに日本だけが世界の中で孤立した「浦島太郎」になっているのかが実感できます。
こうなったきっかけは３０年前のバブル経済崩壊がきっかけですが、最大の原因は日銀をはじめ、日本の政府、財界の怠慢だと言わざるを得ません。
国民の賃金をほったらかしにして、企業は海外に行って儲けている。それが好調で日本の株価は上がっているのですが、政府はそれを「アベノミクス」の成果だと言って自慢していました。経済のことがまるで分っていない国会議員が大臣をやっているから、われわれ国民は不幸になるのです。国会議員たちは一度アメリカに行って、自分のお金でハンバーガーセットを２７ドル払って食べて来なさい。
