株式投資への異常な勧誘 | 今、私が考えていること

今、私が考えていること

毎日の出来事を、新聞やネット上の記事からピックアップして、私なりの意見などを書き綴ります。

私はこれまで日本株への投資経験はほとんどありません。ほとんどというのはどういうことかというと、昔勤めていた銀行の株を持ち株会と第三者割当増資で購入をしたことがあるからです。この第三者割当増資というのは正にバブルの真っ最中のことで、会社がわざわざ購入資金調達のための借入金制度を用意してくれたので、それを利用して400万円も投じてしまったのです。その後、バブル崩壊で私の勤めていた銀行は経営破綻してしまい。株券は紙くずになってしまいました。400万円以上が全額損失に。以来私が日本株投資に慎重になったのは言うまでもありません。

しかし資産運用の仕事をしていた私にとって株は敵ではありません。株式投資信託という方法で投資しました。最近は米国株に関心があり、S&P500のインデックスファンドではいい投資が経験できました。

 

さて今回私が日本株の個別銘柄に投資しようと決心したことは既にブログに書きました。もともとネット証券に口座があるので開始するのはいつでもできます。しかし年明け早々連日の異常な高騰ぶりに、少々めまいを感じています。半導体分野の銘柄がけん引していることは明らか。ここまでくると上昇トレンドであることは間違いないのですが、これがこの先いつまで続くのかが悩ましいところ。

そこで、YouTubeやインスタグラムなどで情報検索していると、いろんな会社や著名人が私に語り掛けてきます。「今年はこの5銘柄だ」とか「私たちがお手伝いします」とか「今やらなくては損だ」みたいに、思わず私に飛び掛かってきそうな勢いで迫ってきます。LINEのお友達に登録しろというので追加したら、テレビに出ているような有名人が顔写真付きで「ありがとうございます」とメールを送ってくる。仕事中なのでいちいち返信できないで放置していると、催促のメールが入る。なんか怖いですよね。

 

多分、私に投資すべき銘柄の情報を提供して、特定の証券会社での取引を勧めてくるのだと思います。例えば森永卓郎さんのケースは驚きました。あの方は病気で入院していて、つい最近自宅に戻ったとのこと。こんな株式投資のアドバイスなんかやれていたわけがない。名前だけ利用されているんじゃないのか? 今や株式投資はネットで取引する時代なので、フェイク情報も飛び交っています。

 

私はあえて言いますが、投資は自分で考えて判断して行うこと。他人の真似をするのは外道です。

決算情報などのファンダメンタル分析で銘柄を見極め、チャートなどのテクニカル分析で投資のタイミングを判断する。これは自分で勉強しないと意味がない。その勉強はYouTubeにいっぱい上がっているので自分で勉強できる。あとは投資用の資金を確保しておくことかな。