テレビのニュースで帰省客が大勢詰めかけているバスタ新宿から中継をしていました。それを見ていてふと思い出したのですが、「スキーバス」というのはもうなくなってしまったのでしょうか? 昔、私がまだ独身だったころ(約40年以上も前)は、毎年この季節になると新宿西口の高層ビル街に深夜夜行のスキーバスに乗る若者たちがいっぱい集まっていて、わいわい騒ぎながらバスの発車を待っていたものです。ですからJR新宿駅にはスキーを担いだ若者たちがいっぱいいました。鉄道でも中央線には急行アルプス号のスキー客のための臨時列車が増発されました。後にJRの「シュプール号」と呼ぶようになりましたが、こちらも人気で、新宿駅構内のアルプス広場には列車別の待合スペースが指定されていたりしました。
しかし最近の若者はスキーよりもスノーボード。そしてそれよりも街でスマホ片手に遊ぶほうが主流になったのかもしれません。ネットで調べたら、まだスキーバスは運行しているようですが、昔ほどは盛り上がっていないようです。冬の風物詩だったのにね。
スキー場に行って、晴れた日にはゲレンデの上の方から周りの山並みの景色を眺めるのが好きでした。大パノラマの景色です。こんなのは都会にいては絶対に見られません。昼はレストハウスで昼食。暖かい豚汁とか、野沢菜漬け、ラーメンライス・・・などを食べるのもスキー場ならではの楽しみでした。せっかくだからみんな一度は行ってみたらどうですか? 最近のスキー場はウエアからスキー用品一式まで全部現地で借りられるようなので便利になっているようなので、手ぶらで行けます。
