ストライキと言う言葉は久しぶりに聞きます。バブル以降、極度のリストラで労働組合は組合活動を中止して以来、日本ではストライキという労働争議は行われなかった。でも今回の西武百貨店の場合はそうは言っていられない。従業員が悪いのではなく、経営層の体たらくで赤字が続き、挙句の果てに海外の投資ファンドに売却を頼んだことが発端だからだ。私は社会人としての第一歩を池袋で開始したので、池袋には特別に思い出があります。「♬東が西武で西 東武♬」というCMソングがあるくらい、当時から池袋は西武百貨店の牙城だった。1980年代は西武ライオンズの活躍も加わり、正に「西武にあらずんば人にあらず」ぐらいの勢いがありました。それが今ではこんな事態に陥るとは、日本も落ちたものだ。今の経営者のダメさ加減を象徴している。百貨店も家電量販店ももはやピークを過ぎていて、果たしてそれでいいのかと思う。何か新しいことを池袋発でやれないものか?
この際、大学の先生たちにも加わってもらって、日本ならではの試みを試してほしい。
