こども家庭庁のこと | 今、私が考えていること

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毎日の出来事を、新聞やネット上の記事からピックアップして、私なりの意見などを書き綴ります。

今日からこども家庭庁が正式に稼働し始めたとニュースで伝えています。折からの少子化対策とも密接な関係がある分野なので国民の期待は大きい。「こどもの意見や気持ちを汲み取ることが大事だ」と言う。でもそれは大変なことではないか。なにせ相手は子供なのだから、いろんなことを言うだろう。それをどれだけ聞き入れるのか。それとも聞くだけは聞いたという建前に終わらせるつもりなのか。一見、良いことをするように思えるのだけど、そもそも子供の意見というのは、大人が子供に行っていることへの反応だということを考えると、「先ず隗より始めよ」なのではないだろうか?

岸田総理のお得意な「丁寧に聞く」という言葉のイメージがオーバーラップして、とても進歩的な印象を受けるけど、わざわざ子供に意見や気持ちを聞かなければ分からないというのも情けない話だ。

選挙で当選して立派な議員になられたのだから、まず議員たちが何が問題でどう解決すべきかということを考えてみたらどうか。その上で、子供たちの意見や気持ちを聞きとるべきではないか。