関東は週末からぐんぐん気温が下がり、今日の寒さはこの冬一番。会社の中も寒い。暖房をケチっているのかと聞いたら、月曜日はビル全体が冷え切っているので、なかなか温まらないのだそうです。
私は小学生の頃、長野県北安曇郡池田町というところで暮らしていました。このあたりは雪はそれほど積もらないのですが、寒さは尋常じゃない。朝の気温はマイナス10度から15度ぐらいまで下がるのはざらでした。なにせ、学校の校庭に水を張ると一週間ぐらいで全面結氷し、スケートリンクができてしまう。だから、冬の体育はスケート、それもスピードスケートだけです。小平選手みたいな逸材はそういう環境から生まれてくるのです。
私も毎朝4時には起きて、まだ夜が明けないうちに学校に行って、校庭のスケートリンクでスケートの練習をしました。当然、学校では「スケート大会」という、いわば冬の運動会みたいな行事があり、町中の人たちが応援に来てくれます。いまでもやっているのかな?
しかしあれから50年以上経ち、今は初老の身になってしまった私はすっかり寒がりになってしまいました。でも長野県で過ごした日々はとても楽しかった。町の人たちもいい人が多く、友達も沢山できました。いっそ老後は長野で暮らしてもいい。おススメですよ。
