上の前歯の真ん中から右に4本目の犬歯。その歯茎を舌の先で舐めると固い棘のようなものが引っ掛かる。何だろう? と思いつつも、特に痛みが無いので放っておいたのです。ところが先日(10月12日のブログ)、別の歯の治療で歯医者に行った際に、「この歯はだめかもしれない」と宣告されました。ということで、本日改めて歯医者さんに行きました。
するといきなり「この歯は中で折れてしまっているから抜歯しましょう」といわれました。麻酔をして、いよいよ抜歯。これは大人になっても嫌なもの。バキッと鈍い音がして、先生が抜いた歯を取り出す。2つありました。本体部分と折れてしまった片割れと。結局、中で折れた歯の片割れが、歯茎を突き破って頭を出していたわけです。私はそれをしげしげと眺めていて、やはりこれは抜いて良かったなあ、としみじみ。これでまた一つ、母親から授かった大事な歯を失ってしまった。先生曰く「神経を抜いた歯はもろくなりやすいからなあ…」
