安倍さんが旧統一協会に接近したのは、祖父の岸信介氏の影響が大きいと言われています。岸信介氏は反共産主義勢力としての韓国の文鮮明氏に接近した。当時の日本や韓国はソ連、中国、北朝鮮という共産主義国に囲まれ、それらの国からの脅威に備えるために必要だったのかもしれない。しかしその後、ソ連が崩壊し、他の共産主義政権は次々と姿を消した。中国は毛沢東の死後、鄧小平によって市場経済の導入が進み近代化を果たした。かつてのような反共産主義はあまり必要ではなくなっている。安倍さんはそれでも、習近平の中国や北朝鮮の脅威に備えるため、憲法改革を進めようとし、岸信介氏の遺志を継いだ。しかし現在のロシアや北朝鮮と習近平の中国は、もはや共産主義では無い。ナチスドイツのヒットラーと同じ、ファシズムに近い独裁政権である。今の日本にはこういう独裁政権の脅威に備える事が必要だと思う。もはや旧統一協会は必要無い。