政治と数の力 | 今、私が考えていること

今、私が考えていること

毎日の出来事を、新聞やネット上の記事からピックアップして、私なりの意見などを書き綴ります。

安倍元総理の暗殺は、旧統一教会と安倍氏のつながりが背景にあったという報道がなされています。

安倍氏だけではなく、自民党の何人かの大臣級の国会議員が同様に旧統一教会との関係が深いということも報じられています。この問題をどう受け止めるべきなのか。報道ではもっぱら、選挙での統一教会の組織票をあてにして近づいたという説が有力です。自民党は一度野党に落ちてから、安倍さんが総裁だった時に選挙で勝って、政権の座に返り咲いた。その時は公明党と組むことで、創価学会の組織票が大きな後押しになったことは事実。おそらくこういう手を使うことを一度味わってしまったことが、旧統一教会に手を伸ばした理由のような気がします。

結局、今の政治は数が全てなんですね。選挙で勝つには票数をかき集めるしかない。しかしそれは、政治の実績によって有権者の多くの支持を獲得するという形で得るべきものであり、裏で宗教団体の力をあてにするようでは政治家としては無能だと言われてもしかたあるまい。

日本はバブル崩壊を境に政治も経済も本当にボロボロになってしまった。良い人材を育てることから出直すべきである。そのためには教育を見直してほしい。国政を担う政治家に無能で不道徳な人材が紛れ込まないように、選挙では国民がしっかり選ばなくてはいけない。