本日の回を見てつくづく思ったのは、このドラマは「成人映画」だということ。
頼家は御家人の奥さんを勝手に好きになって、「私によこせ! よこさなければ首をはねる!」と言う。自分が勝手に不倫しておきながら、逆に盗人たけだけしい言いぐさ。これ本当にNHKの大河ドラマなのか?それ以外にも相変わらず仲間内で争いが絶えず、そのたびに人が簡単に処刑される。
こんなドラマを子供たちに見せられるか!
やはりこの時代が歴史の教科書で語られない訳が分かります。たしか鎌倉は都として凋落し、人々は飢えと疫病に苦しむ。そして亡霊やひと玉が町中を徘徊するようになり、地獄絵図のような町になったと聞きました。
今年のNHKの朝ドラと大河ドラマは、失敗なのではないでしょうか。別に立派なことを言えと言っているのではありません、「娯楽作品として失敗している」と言いたいのです。
理由はひとつ、見ていて全然面白くない。楽しくない。金貰っても見たくないかも。
それでも毎回観てしまうのは、民放の番組がもっとつまらないから。
