こんにちは!
先日、家の前に小さな小鳥がいて可愛いなと近寄って行った瞬間、近くにいた親鳥に襲われた上田です!!
とてつもなく大きい生き物にも立ち向かってくる。親の偉大さを思い知らされました。
親の愛情?とは少し違うのですが、石油元売会出光興産の創業者、「出光佐三さん」
僕はこの人がすごく大好きです。
原子爆弾が広島と長崎に落とされ、敗戦を迎えた1945年8月15日。
日本が負けた日に出光佐三さんはこう言いました。
「さあ、これからは僕がアメリカと戦争する番だ!」
戦後、会社も工場も閉鎖され、日本は1500万人もの失業者を出しました。
そんな中、出光興産は1006人ものスタッフを抱えていました。
出光興産は敗戦で全事業が倒産。
こんな時、従業員をリストラして人件費をカットするのが会社の最優先事項になります。
でも出光佐三さんは 「一人もクビにしない。全員引き取る」と宣言したのです。
役員たちからは当然反発を受けました。
ところが出光佐三さんは「三度の飯が食えないなら二度の飯に減らしても人員の整理はしない。会社がいよいよダメになったらみんなで乞食をしよう!」
本当にすごいと思います。
この後出光佐三さんは全従業員の家を周るんです。
1006人の家を。
その際、お金に困っている従業員がいればお金を工面して。
この時出光佐三さんは60歳ですでに還暦を迎えています。
そして家を周り、従業員にお金を分けてあげるのに出光佐三さんは借金までしているんです。
「従業員は家族。」
彼の生き様は本当にかっこいい。
愛が深い。
これから出光興産はどんどん回復していきます。
従業員のみんなが一致団結し、どんな仕事もこなし、社員のみんなは時間外労働に残業代を渡すという会社の方針も断り、会社のために尽力する。
たった一人から出た愛の力で、ここまで大きな力を生み出し、団結力を生み出す。
そして出光興産はどんどん偉業を成し遂げていきます。
僕は心が震えました。
自分もこんなふうに真剣に一人一人に向き合い、愛を注ぎ、心から大切にしていきたい。
今と昔は確かに違うし、環境なんて当たり前に違うと思います。
でも自分の在り方はこんなふうに在りたいと心から思います。
人とのつながりを大切にしたいですね。