《折形》〜大人も、高校生も、中学生も「新茶包み」〜 | 包み結び 櫻撫子のブログ

包み結び 櫻撫子のブログ

包み結びから知る和の伝統文化

5月の歳時記の中に、八十八夜というものがございます。

 

八十八夜は、立春から数えて88日目、今年は5月1日でした。

 

昔からこの時期になると茶摘みが行われました。

 

「夏も近づく八十八夜〜、野にも山にも若葉が茂り〜♪」

 

おなじみの『茶摘み』の文部唱歌も❣️

 

先日の中学生の授業では、『茶摘み』を歌いながら手遊びも披露してしまいました〜💕

 

この時期に摘んだ茶葉で作られたお茶は、その年の新茶となります。

 

そして、八十八夜にお茶を飲むと長生きするという言い伝えも…🍵

 

できたての旬の新茶を心を込めてお贈りする時の折形が「新茶包み」。

 

〜新茶包みと朧月〜

 

この時期の景色、朧月と青紅葉と新茶包みを合わせてみました。

 

この2週間ほど、中学生、高校生、そして大人向けの折形講座で、

 

新茶包みをご紹介しております。

 

〜中学生、高校生向け〜

 

高校生の中には、茶葉を急須に入れてお茶を入れることを知らない子も…💦

 

まずは、ほうじ茶や、緑茶、玄米茶を見せて、

 

お茶の違いや、香りを楽しんでもらいました。

 

そして、昔、中国から日本に伝わったお茶の歴史のお話や、

 

緑茶もウーロン茶も紅茶も同じ「チャノキ」の葉🍃からできることや

 

その製法の違いなどもご紹介。

 

結構難しい折形ですが、高校生の皆様方、皆様スイスイと💮

 

〜紅茶を入れても〜

 

気軽に折って使えるのが、半紙で折る新茶包み。

 

赤から黄色のグラデーションの美しい薄葉紙を重ねて折りました。

 

お好みの紅茶のティーバッグを入れても❣️

 

〜新緑や新芽の色の薄葉紙を入れて〜

 

 

新緑やお茶の新芽を表すような薄葉紙を重ねて折りました。

 

重ねる色によって、全体の色味も変わってきますよ。

 

重ねる色によって、違う種類のお茶を入れるのも楽しいですね。

 

〜茶葉を漉いた和紙〜

 

こちらは、お茶の葉を漉き込んだ珍しい和紙で折りました。

 

新茶に限らす、お気に入りのハーブティーやフルーツティーなどを包んで、

 

差し上げると使い方が広がります。

 

色々な楽しみ方ができる「新茶包み」でございます💕

 

 

インスタもよろしく♪

@naomi.suda

 

ランキングに参加しております♪

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 和の暮らしへ
にほんブログ村

 

PVアクセスランキング にほんブログ村