《皇室のみやび@皇居三の丸尚蔵館》〜「糸桜図簾屏風」に一目で惚れ〜 | 包み結び 櫻撫子のブログ

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皇居三の丸尚蔵館で開催中の

 

【開館記念 展皇室のみやび ー受け継ぐ美ー】の第3期に行って参りました。

 

第1期と2期は、うっかり失念しておりまして、拝見できませんでした〜😹

 

第1期の伊藤若冲の「動植綵絵」も見損なってしまいました〜😹😹😹

 

しかし、第3期のテーマ「近世の御所を飾った品々」も見応えがございましたよ♪

 

雅な美しい作品がたくさん…✨✨✨

 

私が一目ボレしてしまった作品からご紹介致しましょう。

 

〜糸桜図簾屏風〜

 

糸桜図屏風 狩野常信作

六曲一双

江戸時代

京都御所伝来品

 

簾(すだれ)をはめた金屏風の両面に糸桜(枝垂桜)を描いた作品。

 

簾を通して、あちら側の桜を見ているような錯覚に…

 

〜右隻と左隻を繋ぐ竹図〜

 

枝垂桜好きの私には、たまらない作品でございます。

 

一目でその魅力に取り憑かれてしまいました💕

 

右隻の第六扇と左隻の第一扇に竹が描かれていて、右隻と左隻を繋げています。

 

〜右隻の枝垂桜と左隻の躑躅(つつじ)〜

 

 

右隻の第一扇には、大きな枝垂桜。

 

左隻の第六扇には、下に小さく躑躅(つつじ)が描かれています。す

 

春の柔らかい日差しと美しい花々が感じられる屏風でございます。

 

この屏風1枚で十分お花見が楽しめそうですよ♪

 

この屏風は両面に描かれているとのこと、

 

この屏風の裏の絵も見てみたい❣️

 

〜蔦細道蒔絵硯箱〜

桃山時代

京都御所伝来品

 

『伊勢物語』の「東下り」の一節が表された蒔絵の作品。

 

これまた、ため息が出るくらい美しゅうございました…

 

〜雲紙本和漢朗詠集〜

伝 藤原行成

平安時代

 

和紙に携わる者としては、見逃せない「打雲紙(うちぐもがみ)」。

 

「打ち雲紙」とは、鳥の子紙の條辺に雲形が横にたなびくように、漉いた和紙のこと。

 

こちらは、紙の対角に打雲が表されたもの。

 

平安時代の「打雲紙」、しっかり拝見させて頂きました。

 

〜菊花散蒔絵十種香箱〜

 江戸時代(18世紀)

 

〜香包み〜

 

これもまた、美しい香箱と香包み各種。

 

宮中の年中行事を垣間見ることができそうです。

 

他にもまだまだ素晴らしい、雅な作品がありました。

 

コンパクトな展示ですが、見る価値はございますよ♪

 

皇居三の丸尚蔵館 皇室のみやびー受け継ぐ美ー

 

〜新緑の美しい皇居大手門辺り〜

 

柳の芽も吹き始め、新緑が美しい皇居大手門辺りでございます。

 

是非是非お出かけくださいませ。

 

 

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