《博物館でお花見》〜「東博(トーハク)で、桜の意匠を楽しむ〜 | 包み結び 櫻撫子のブログ

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東京の桜🌸の開花宣言はまだですが…

 

一足お先に、上野の東京国立博物館で「博物館でお花見を」楽しんでまいりました。

 

〜上野公園の寒緋桜〜

 

上野公園の噴水前では、下向きに咲く珍しい桜、寒緋桜が満開でございました。

 

いざ、東京国立博物館(トーハク)へ👟

 

本館の展示室は、全部で19室もございます。

 

1階は、絵画、漆工、陶磁、彫刻なのジャンル別展示、

 

2階は、縄文時代から奈良、平安〜江戸時代の日本美術の流れの展示。

 

ここを見れば日本美術の概略を学ぶ事ができますよ♪

 

その中から桜の意匠の作品を見ていくのですから、結構大変💦

 

でも、陶磁器、漆工芸、小袖などの工芸品や浮世絵などの絵画に描かれた

 

桜のモチーフは、とても美しゅうございました〜💓

 

その中から櫻撫子好みの作品をちょっとだけご紹介致しましょう。

 

〜色絵桜透文手鉢(いろえさくらすかしもん…)〜

京焼 江戸時代

 

桜の花びらが透かし文様で表されています。

 

見込みには、梅と竹。

 

〜「博物館でお花見を」のタグ〜

 

桜の意匠の作品には、こんなタグがついているんですよ♪

 

これを目指して見て回ります👟

 

〜色絵桜樹図透鉢(いろえおうじゅずすかしばち)〜

仁阿弥道八作 江戸時代

 

〜色絵唐花文皿〜

鍋島 江戸時代

 

真ん中に白く桜の花を表しているのがなんとなく、現代的♪

 

〜色絵枝垂桜図皿〜

鍋島 江戸時代

 

白地に青と赤の二色のグラデーションでスッキリと描かれた枝垂れ桜。

 

なんとも粋な感じが致します💓

 

さて、お次は漆工芸からのご紹介となります。

 

〜桜蒔絵十種香箱〜

江戸時代

 

香道の遊びに使うお道具を二段重ねの箱に納めたもの。

 

華やかな色合いがカワイイ💕

 

〜桜蒔絵角盥(さくらまきえつのだらい)〜

安土桃山〜江戸時代

 

どのような方が使われたのでしょうか?

 

〜吉野山蒔絵小箪笥〜

江戸〜明治時代

 

〜桜蒔絵硯箱〜

江戸時代

 

お次は、衣装に描かれた美しい桜文様のご紹介。

 

〜振袖 染分縮緬地枝垂桜菊短冊模様〜

江戸時代

 

どのようなお嬢様がお召しになったのでしょうか?

 

〜小袖 萌黄縮緬地竹垣梅桜文字模様〜

江戸時代

 

〜袱紗 紫地鶏桜火焔太鼓模様綴織〜

江戸時代

 

袷仕立ての袱紗です。

 

袱紗は江戸時代、新年や長寿、結婚、出産などのお祝いの際に、

 

贈答品に覆いかけられて贈られたそうです。

 

贈り物の品物に穢れが付かないようにとの願いを込めたのでしょうね。

 

この他の見所は、桜が描かれた浮世絵💕

 

「博物館でお花見」、如何でしたか?

 

広くて膨大な展示品なので、見落としてしまったものもたくさんありますが、

 

上野のお山がお花見で混雑しないうちに、

 

「博物館でお花見を」❣️

 

博物館でお花見を

 

 

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