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対馬シーロード

国境の島:長崎県対馬市から発信。
朝鮮通信史絵巻の人形300体を制作中。
















     

 

初めは童の人形が人気でヒットしました。

あどけない表情が

見て癒されると注文があり

何回も個展をしたりしました。

 

 

 

10年前頃の作品です。

 

このころから大人の女性を作り始めました。

美しいだけの人形はできますが

見ていて飽きるのもあります。

 

 

 

私のお気に入りの人形です。

「どこか遠くを見てるような」

そんな視線が好きです。

「まだ良く知らない遠くの貴方をみています。」

 

 

個展などには出しませんでしたが

私の作業場に尋ねてくださった人形好きの方が

何度もこの人形を求めたいと言われました。

人形を求めた方も、「人形が私の話を聞いてくれそう」

そんな話をされました。

何度もお断りしましたが

また作ればいいと思い手はなしました。

その後たくさんの人形を制作しましたが

私がそばに置きたいものは出来ませんでした。

 

私の作品は丁寧でなく美しくもありません。。。

でも

何故か見てると心地よいと言う評価でした。

 

全く素人の独学の、ただ試行錯誤を重ねるのは今もです。

 

この人形をブログに載せたのは、このころの

自分が懐かしくて、その頃の自分を思い出しています。

 

このころは若かったな~。そんなことを思いながら

思い出を巡らせるのを楽しんでいるのです。

 

 

 

 

 

 

昨年の暮れに強風でおれたバラの枝を挿し木したら

長い時間でしたが、根を張り、葉をつけてくれました。

 

 

ブログにも枯れ枝を載せました。

 

冬の間は事務所の中で

陽ざしがある日は窓際で

 

大きくなっていくのが嬉しくて

母親が子供の成長を見守るように。

私が頑張れと励ますのが聞こえてたように

大きくなった。バラ

 

土に小さな草がたくさん芽を出してきました。

生物が生きようとする勢いは

人間も見習いたいですね。

 

私も大病をしましたが 雑草のような生き方をしたい。

心配するより

元気になれると信じることです。

 

 

 

 

挿し木のバラはそのうち、このように大きくなるでしょう。

そして 私が喜ぶと思うでしょう。

植物のように生きている間は生き生きと。

 

 

 

 

 

絵巻最終章

 

 

行列の最後には対馬藩の足軽がつづきます。

 

対馬藩は素足ですね

 

砂を敷き詰めていたからとも、聞いていますが

 

はっきりしたことは、残ってません。

 

この絵巻は当時の画家によって描かれたものです。

映像もない時代に細かく描かれた絵巻

ブログでは音楽の音がありませんが

当時は厳原港から

宗家の城まで音楽が流れていたようです。

 

 

 

この絵巻は韓国の朝鮮通信使の絵巻です。

韓国の出版です。

やはり

大人数が描かれています。

 

通信使の様子が描かれてこの絵巻も

素晴らしいのです。

同じ通信使を描いても

国柄が出るのか日本画と朝鮮画は異なります。

 

この絵は釜山で日本の通信使が滞在していた風景です。

両国が血を流すことなく260年もの平和が保てました。

絵巻の通信使の人数を何度か数えましたが

数えるごとに、増えたり、減ったり

300人以上を描いた当時の画家の根性に乾杯です。

 

 

 

夕方になるとどこからとなく

トンビが集まり輪を描きだす。

鳥が羽を広げて大空を飛ぶ様子は

雄大に見えます。

 

 

弊社の工事現場で

餌らしきはないとこなのですが

決まって 夕方トンビが輪を描く様子です。

 

鳥が羽を広げて空を飛ぶ様子は真似したくなりませんか。

私の思い違いかも知れませんが

チベットの民族踊りは

鳥が羽ばたくような振付を感じます。

日本舞踊とは振付がまったく異なりますが

雄大な自然の中で暮らす生活の中から生まれたものでしょう。

チベットの踊りは単純な振り付けの繰り返しです。

でも真似て踊ってみてください

なかなか単純なようで難しいです。

 

 

 

 

昨年奥様が先たたれて一人暮らしの

83歳のご主人が時々顔を出されます。

今日はキンカンをたくさん下さいました。

私は思わず

「こんなにたくさん、いただいて。。どうしましょ」

そんな言葉を言いました。

もっと大人らしい言葉があったのに。

そしたら

「ツマヨウジで穴開けて甘く煮るとおいしいよ」

甘露煮にすると言うことです。

人生の愚痴一つも言わずに

「また来るよ」

笑顔で手を上げて帰られました。

先のことは誰も分からないが

今は生きてる限り生き生きと暮らされる姿に拍手。

 

 

 

夕方に仕事の相談で来られた一人暮らし。

大きな土地と家に一人暮らし。

それでも明るく人生の悔やみごとを言われない。

男所帯で頑張ってある。

畑から取ったばかりのアスパラをこんなに

いただきました。

 

 

今日は10日に一度、車販売に来る野菜屋さん。

主婦業は気になりませんが

買い物に行くのが苦になる私。

玄関先まで車で来てくれますから有難いです。

野菜屋さんも一人暮らしです。

上手も言わず、商売人らしくありませんが

明るい一人暮らしです。

 

今日はそんな3人の一人暮らしの方と接して

私の気分がオレンジ色になりました。

籠の中のオレンジは今日野菜屋さんから買ったものです。

一人暮らしは一人だけの孤独ではないのです。

一人暮らしの貴方を応援してる、いつも思ってる人がいる。

気持ちは時々オレンジ色になるのもいいかな。