「若潮マラソン」について、もう少し。
この大会に出るきっかけは、村上春樹さんでした。春樹さんがガンガン走っていた90年代、千倉出身の故安西水丸さんとのご縁でこの大会に出ておられました。
それならばということで、春樹ファンのメーリングリストでメンバーが募られ、10人前後で参加しました。97年か98年のことです。レース中にご本人と遭遇し、一言二言交わしてくださったこともありました。
更に私にとっては、12キロ地点のエイドステーションが叔母の家の前という偶然があります。応援してくれる一家と新年の挨拶をここで交わすというのが恒例となりました。
今年は従妹が、大会名物の豚汁のボランティアの一人として奮闘しておりました。スタート前とゴール後に、大盛を振舞ってくれました。
リピーターで楽しみになさっている方々も多いと思うのですが、32キロ地点に「安西家」の私設エイドステーションがあります。きれいに並んだ小ぶりの炊込みご飯のおにぎり、手づくりの梅干し、温かなコーヒーや紅茶。アップダウンの多い山道を終えて、再び海沿いに出てあと10キロというところで、このご家族の心のこもったもてなしは本当に力になります。
16年前の大会翌日の「房日新聞」に、この安西家の紹介記事が載り、なんと私が写っておりました。新聞社にお電話すると、快くデータを送ってくださいました。今も自宅に飾っています。
